スペイン(フミーリャ)ワイン、オノロ・ベラ オーガニックでイベリコ豚ロース肉のチーズ焼きと豚バラ肉の中華煮込みをいただく

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(※メモの状態のまま埋もれていた下書きをまとめた記事なので、季節感などがかなりずれている場合があります)

「オノロ・ベラ オーガニック 2015」は、磯子方面の散歩コースの近くに店をかまえる山本屋商店で購入。お安くなっていた。

磯子の山本屋商店で購入した「オノロ・ベラ オーガニック 2015」のラベル「オノロ・ベラ オーガニック 2015」の裏ラベル

基本的な情報をまとめておくと(インポーターである稲葉の商品説明や生産者であるボデガス・フアン・ヒルの商品説明を参照)、生産地:スペイン、フミーリャ/生産者:ボデガス・フアン・ヒル(Bodegas Juan Gil)/品種:モナストレル100%/栽培:ユーロリーフ/アルコール分:14.5%/飲み口:フルボディ/飲み頃温度:16~18℃。

インポーターのコメント:「オーガニック認証を受けた畑の葡萄を使用して造られます。除草剤や化学農薬は一切使用していません。畑はフミーリャ北部、標高650-700mに位置しています。葡萄の平均樹齢は35年。年間降水量はわずか300mmという、非常に乾燥した場所のため、収量はわずか20hl/haと極めて低いです。モナストレルは接ぎ木をしておらず、機械を使うことが出来ないため、手摘みで収穫します。アルコール発酵は25度以下にコントロールしながら天然酵母を使い、ステンレスタンクで15日間行います。熟した果実や花の魅力的なアロマ。口に含むと生き生きとフレッシュでバランスがとれています。果実味とともに、程よい酸と上品なタンニンが感じられます」

▼ ボデガス・フアン・ヒルによる「オノロ・ベラ オーガニック」の紹介動画。スペイン語のみだが、フミーリャ北部の高地にあるブドウ畑や周囲の美しい山々が見られるのが、土地や風土に強い関心を持っている筆者にはありがたい。

▼ ボデガス・フアン・ヒルは、スペイン各地にある9つのワイナリーで構成されるヒル・ファミリー・エステートのひとつ。

モナストレルのワインは、ものによっては濃くて荒々しくて料理に合わせづらいことがあるが、このワインは大丈夫。凝縮感はあるが、タンニンはだいぶまろやかで飲みやすい。

イベリコ豚ロース肉のソテー、チーズ&ピッツァソース

本日の料理は、前日につくったイベリコ豚ロース肉のピッツァソース煮がまだ残っていたので、それをアレンジ。肉に炒めたマッシュルーム、細切りモッツァレラチーズとパルメザン粉チーズをのせてオーブンで少し焼いてから、ピッツァソースをかけた。付け合せはナスの素揚げと粉ふきいも。ワインに合わせてアレンジしたつもり。

豚バラ肉の中華煮込み

その翌日は、豚バラのブロックを使ったしっかり味の中華。『別冊家庭画報 やさしい中国料理』(1985年刊のかなり古い本)で、「豚バラ肉の煮込み」として紹介されていた料理にならったもの。

材料は、豚バラ肉、ブロッコリー、チキンブイヨン、八角、砂糖、酒(「澤屋まつもと 純米 厨酒」)、醤油、塩、こしょう、サラダ油。こういう濃いワインには八角を使った料理がよく合うと思う。