(※メモの状態のまま埋もれていた下書きをまとめた記事なので、季節感などがかなりずれている場合があります。なかには最低限の備忘録に過ぎない記事もありますが、振り返ってみると、1年半ほどの間にワインから日本酒に魅了されていく過程が見えてきて個人的に後々参考になりそうだったので、整理することにしました)
「ヴィノジア プリミティーヴォ オルス 2015」は、弘明寺商店街のほまれや酒舗で購入。
基本的な情報をまとめておくと(インポーターであるフィラディスの商品説明を参照)、生産者:ヴィノジア(Vinosia)/生産地:イタリア、カンパーニャ、サレントIGT/品種:プリミティーヴォ100%/熟成:ステンレスタンク。
インポーターのコメント:「隣州プーリアで手掛ける赤系果実がジューシーなプリミティーヴォ。口いっぱいに広がるラズベリーやチェリーなどの完熟果実。タンニンは細かく、角のないソフトなスタイルで各要素のつながりが非常に滑らか。ただ濃いだけでないエレガンスも魅力的。気軽に楽しむのにうってつけなコストパフォーマンスに優れた1本」
初めて飲んだプリミティーヴォが、「ヴィニコーラ・レスタ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア 2011」というプリミティーヴォの甘みを抑えた美味しいワインだったので、ほかのプリミティーヴォが余計に甘く感じてしまう気がする。このプリミティーヴォも決して嫌な甘さではないが、やはりちょっと甘い。
● ヴィノジアのオーナー、ルチアーノ・エルコリーノのインタビュー(イタリア語/日本語字幕)。
● プリミティーヴォとジンファンデルについてワイン・ライター、サイモン・ウッズが語る(英語)。
本日の料理はまず、鶏の骨付きぶつ切りのカレー揚げ。『別冊家庭画報 やさしい中国料理』(1985年刊のかなり古い本)に「とりのカレー揚げ」として紹介されていた料理にならったもの。材料は、鶏骨付きぶつ切り、カレー粉、砂糖、しょうゆ、酒、塩、揚げ油、じゃがいも、ブロッコリーなど。
もう一品は、鶏レバーとトマトの炒めもの。同じく『別冊家庭画報 やさしい中国料理』に「とりレバーとトマトの炒めもの」として紹介されていた料理にならったもの。材料は、鶏レバー、トマト、にんにく、グリンピース(缶詰)、塩、砂糖、しょうゆ、酒、タバスコ、トマトケチャップ、サラダ油、片栗粉など。
振り返ってみると、やはりワインよりも米と水でできた日本酒のほうが料理に合わせやすいとあらためて思う。とりあえず、鶏の骨付きぶつ切りのカレー揚げは「長珍」で、鶏レバーとトマトの炒めものは「睡龍」でいただいてみたい。