前回の福浦漁港・真鶴港につづく漁港巡りの目的地は清水港。
今回は横浜駅ではなくブルーラインで戸塚駅に行き、そこから東海道本線。熱海駅で乗り継いで予定より早く10時前に清水駅に到着。構内が広々していて、新しそうに見える。
みなと口(東口)に向かう前に、観光案内所がある江尻口(西口)へ。清水といえば、ちびまる子ちゃんとエスパルス。階段を下りて右側に行くと、バス乗り場の前に観光案内所があり、そこでマップやパンフを手に入れる。
江尻口に出たついでにうろうろして、清水駅前銀座商店街をちょっとだけ覗いてからみなと口に向かう。
江尻口から今度はみなと口へ。広々とした自由通路を進む。この自由通路はそのまま隣接する清水文化会館マリナートまでのびていて、会館の脇を通り過ぎて通路を左に進むと海沿いを走るしみずマリンロードに出る。
道に下りる手前で通路の上から見た港としみずマリンロードの風景。すでに最初の目的地が見えている。海と道路にはさまれた青い建物だ。
海を眺めながらしみずマリンロードを三保方向に進む。
すぐに清水魚市場・河岸の市に到着。3つの建物が並んでいて、正規の入口は駅から来た場合は反対側に位置している。店舗が入っているのは、奥のいちば館と真ん中のまぐろ館。
20店舗が入っているいちば館:「プロの目で選んだ新鮮な魚介類や海産物などを安価でご提供。海の幸を堪能できる食事処も充実」(パンフより)。15店舗が入っているまぐろ館:「清水港を五感で味わいながら新鮮な海の幸を堪能する充実の食事処。おみやげ、軽食も大人気!」(パンフより)。
食事処中心のまぐろ館を歩き、美味しそうな店をさがす。こちらは1階の様子。1階に7店舗、2階に8店舗が並ぶ。
かなり強烈なびんトロ富士盛り丼ぶり。
「ストップと言われるまで盛ります‼」というまぐろいっぱい丼に、フライもついてお得に見える海鮮丼。
ぜいたく丼に巴丼に紅白丼。
われわれが選んだのは、まぐろ館2階の中央にあるどんぶり処・丼兵衛の人気メニュー「選べる5色丼」。その日仕入れた素材のなかから好きなネタを5種類選んで、大将が盛り付けてくれる。この日は19種類のなかからセレクト。
筆者がセレクトした5色丼。生まぐろ、皮付きの真鯛、鯛のようで独特の旨みがあるほうぼう、脂がのったトロいわし、ふわっとした釜揚げしらす。これは楽しくて、贅沢で、美味しい。近くにこんなメニューの店があったら通いたい。
パートナーがセレクトした5色丼。生まぐろ、特大甘えび、はも、カンパチ、ホッキ貝。どちらもネタの色艶だけでも食欲をそそられる。
同じ店でもうひとつ気になったのがこのメニュー。清水みなと満足セット・ミニどんぶり4つ+小鉢2つ。
食事のあとは、いちば館のほうをざっと一周してから一度そこを出て、道なりに南下し、清水マリンパークに向かう。
清水マリンパークにつづく道。よく整備されていて、気持ちよく散歩できる。
清水マリンパークのボードウォークを歩く。広々していて潮風が爽やか。
公園に隣接するエスパルスドリームプラザで休憩。ショッピング、映画、グルメ、イベント、ちびまる子ちゃんランドなど、いろいろ楽しめるスペース。
ドリームプラザ1階にある「清水すしミュージアム」の入口にはこんなオブジェが展示されていた。
ドリームプラザのバルコニーからヨットハーバーや清水港テルファー(左)の眺め。テルファーとは、港での貨車積に活躍していたクレーンの一種で、貴重な機械遺産とのこと。
清水マリンパークのイベント広場。西欧の城壁風の回廊に囲まれた広々としたスペース。
イベント広場から観覧車とドリームプラザを眺める。
イベント広場の突端から海を眺める。
マリンパークでまったりしたあとは、河岸の市・いちば館に戻り、干物などの海産物、安売りしていた美味しそうなベーコンなどを買い込んで帰途についた。清水駅でエスパルスのサポーターを見かけたが、帰宅してからこの試合でエスパルスが歴史的な大敗を喫したことを知った。