三浦半島の南端に位置する自然の宝庫「小網代の森」を歩き、三浦海岸に移動して食事処・海わ屋で地魚の定食などをいただく

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京急の三崎口駅から徒歩でも行ける距離にある「小網代の森」について、神奈川県ホームページ|小網代の森についてでは、以下のように説明されている。

「小網代の森は、三浦半島の先端にある、相模湾に面した約70haの森です。
森の中央にある谷に沿って流れる「浦の川」の集水域として、森林、湿地、干潟及び海までが連続して残されている、関東地方で唯一の自然環境と言われています。
森、川、海のつながりが必要なアカテガニをはじめとして、希少種を含む多くの生き物たちが、多様な生態系を形成しています。森の中心にある散策路を通って、森林から干潟へと続く自然の移り変わりをお楽しみください」

この説明から、自然がそのまま残る森という印象を持つかもしれないが、そういうわけではない。▼ この動画を見ると、小網代の森がどのように変化して現在に至っているのかがよくわかる。

この森はかつて開墾され、谷底には一面の棚田が広がり、雑木林は薪炭林として利用されていたという。しかし、1960年代の都市化によって農業的な利用が終わり、荒れ地に変わっていった。その状態が20年もつづいた1980年代半ば、乾燥化して全域がササに覆われたこの森を三浦の自然拠点にしようという運動が広がり、谷底全体の水系を再配置し、ササ原の湿原化がすすめられていった。そして2014年の夏、湿原化が概ね完了し、延長1.4キロ規模の散策路が完成し、同年7月20日より一般公開されている。

開墾され、荒れ地となった地域を自然に戻すひとつのモデルといえばよいか。

県道に設置された小網代の森の道標

京急・三崎口駅から小網代の森までは徒歩でも約30分。駅前を走る国道を南に進む。国道には道標が設置されているので、とてもわかりやすい。

引橋バス停の手前で右折し、舗装路を進む

引橋バス停の手前で右折し、道標にしたがって舗装路を進む。

小網代の森の引橋入口の手前にある食事処・ひげ爺の栖(すみか)

小網代の森の引橋入口の手前にある食事処・ひげ爺の栖(すみか)。帰りに寄れればとも思ったが、帰りはバスで通過することになった。

引橋入口横にある小網代の森の案内板

引橋入口横にある小網代の森の案内板。

散策路を下って中央の谷へ

散策路を下って中央の谷へ。

シダの森の案内板

中央の谷にあるシダの森の案内板。

これがアスカイノデか?

これがアスカイノデか?

まんなか湿地周辺の林

まんなか湿地周辺の林。

まんなか湿地と散策路

まんなか湿地と散策路。

様々な湿地と湿地の植物

様々な湿地と湿地の植物。

ヤナギ湿地にあるやなぎテラス

ヤナギ湿地にあるやなぎテラス。

やなぎテラスの先の湿原

やなぎテラスの先の湿原。

休憩によさそうなえのきテラス

休憩によさそうなえのきテラス。ボランティアの人がいろいろ説明をしていた。

河口干潟

えのきテラスのすぐ先にある河口干潟に到着。

小網代湾

小網代湾の展望。

北尾根に向かう道

河口干潟から北尾根に向かう道をのぼる。その途中にあるアカテガニ広場は閉鎖されていた。

北尾根入口を出た先で視界が開け薄っすら富士山が見えた

北尾根入口を出て、しばらく山道を歩くと視界が開け、農地の向こうに薄っすら富士山が見えた。

眺望テラスから河口干潟方向の眺め

北尾根入口からえのきテラス手前の分岐まで戻り、宮ノ前峠入口の散策路に入ったところに眺望テラスがあり、河口干潟方向が眺められる。

白髭神社の鳥居

宮ノ前峠入口を出て、白髭神社に到着。

白髭神社の拝殿

神社に参詣して、小網代の森の散策は終了。神社から最寄りのシーボニア入口バス停まで歩き、バスで三崎口駅まで戻り、電車で三浦海岸駅に移動。

久しぶりに見る三浦海岸

すごく久しぶりに見る三浦海岸。

三浦海岸の真ん前にある食事処・海わ屋(かいわや)

三浦海岸の真ん前に海わ屋(かいわや)という食事処があったので、入ってみる。

海わ屋の三浦半島セット

パートナーが注文した三浦半島セット。まぐろ地魚丼+釜揚しらす蕎麦+まぐろ珍味3種盛。

地魚の天ぷら定食

筆者が注文した(正確なメニューの名前は憶えていないが)地魚の天ぷら定食。個人的には天つゆにもう少し甘みがあるほうが好み。





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