三崎港(「2018年夏の漁港巡り 三崎港:京急三崎口駅~三崎港バス停~うらり~紀の代~海辺の散歩~海南神社~うらりマルシェ~みうら夜市」)につづく漁港巡りの第二弾は早川港(小田原漁港)。今回も特に下調べはしなかった。頭に入っていたのは、港が駅のすぐそばにあることと、「魚市場食堂」が人気らしいということくらいだ。
10時20分頃にJR東海道線・早川駅に到着。港までは徒歩1分。駅前からすぐそばを走る国道をわたり、小田原方向に少し進んで右折して、その道を抜けるともう漁港の風景が広がっている。
港に出ると最初に目に入るのがこの建物。小田原港の朝市の会場になっている。
朝市は大いに興味があるのであとで調べてみた。「小田原・港の朝市」によると、現在は基本的に第二・第四土曜日に開催されているようである。そこに並ぶのは小田原名産の干物、かまぼこ、さつま揚げ、地元の野菜や果物などで、鮮魚は第四土曜。魚の販売は、午前9時から売り切れまで(整理券を午前6時から順次配布)、魚以外は、午前7時から10時まで。
朝市会場の前から眺める漁港の風景。前方右手に見える建物が小田原市公設水産地方卸売市場。この建物の2階に冒頭で触れた魚市場食堂がある。
とりあえず魚市場食堂に向かう。その途中から振り返ってみた朝市会場の建物。
小田原ブルーウェイブリッジと漁港の眺め。
魚市場食堂に到着。2階の食堂入口から階段の途中まで列がのびていた。食堂の営業時間は、月曜から土曜は朝7時~午後3時で、日曜・祝日は10時~午後3時。本日は日曜、時間は10時48分で、列はまだまだのびていく。
1階から見上げた魚市場食堂。確かに入口から列がのびていた。また朝市のときにでもと思い、周辺をぶらぶらしながら食事処を探すことに。
漁港に隣接するエリア、小田原おさかな通りを歩き、いろいろな店が入っている小田原さかなセンターに入ってみる。サイトでは以下のように紹介されている。
「小田原さかなセンターは小田原漁港のすぐとなり!
新鮮な魚介を買ってすぐ食べられるバーベキューや、豊富なメニューが揃うお食事処、
市場の新鮮な魚介類が買える、ひものや珍味などお土産まで!
入場無料。見て、買って、食べて、遊べる「市場エンターテイメント」です」
われわれが入ったのは、その小田原さかなセンターの奥まったところにある朝市食堂。サイトでは「漁業組合員がやっているお店」と紹介されている。注文したのは海鮮丼。
店の入口に書いてあったが、丼ぶり、定食を注文すると、「ホタテ焼き」・「フライ」・「干物」のどれか一品がサービスで付く。われわれはホタテ焼きと干物を選択。
サービスのアジの干物。どちらも好物なのでお得感がある。
一番人気の海鮮丼。われわれが入ったあとで徐々にお客が増えてきたが、このセットがゆっくりいただけるのは悪くない。ちなみに、われわれはカウンターに座ってしまったが、窓に面した席に座ると早川が眺められ、さらに落ち着けそうである。
小田原さかなセンターの奥まったところにあると書いたが、あとで早川沿いの道を歩いてみたら、こちらにも入口があり、こんな店構えになっていた。
食事のあと、同じ小田原さかなセンターにある和の燻製で、おつまみ定番セットやナッツの燻製を購入。
さかなセンターを出て、和の燻製の隣にある品揃え豊富なひもの屋半兵衛で、かつお酒盗、明太子いか塩辛、湘南しらすふんわり揚げなどを購入。
ひもの屋半兵衛の店内もそうだったが、このエリアは手作り感覚満載のユニークなポップや案内が目立ち、和める。
買い物を終えて漁港の周辺を散歩する。遠くに見えているのが小田原ちょうちん灯台。
漁港の帰りに久しぶりに小田原城に立ち寄り、入船・小田原駅前店で軽く飲んで帰宅。