前回の沼津港につづく漁港巡りの第6弾は福浦漁港・真鶴港。
横浜駅から東海道本線。9時過ぎに出発して、真鶴駅に10:18に到着。
例によって、観光案内所でパンフレットやマップを手に入れるが、真鶴ガイドが中心だったので、最初の目的地である「福良漁港 みなと食堂」への道を直接尋ね、確認する。
店の外で待つことだいたい90分。筆者がオーダーした岬定食。カサゴの煮つけ、エボダイの干物、カマスのフライ、ミニ刺身の組み合わせで2200円。限定メニューに間に合わなかったのは残念だが、これだけいろいろ味わえれば満足。
魚料理を満喫したあとは、真鶴港に向かう。福浦漁港から山を越えて真鶴港に出られないか道を探してみたが、見当たらない。みなと食堂で順番を待っている間に、地元のお客さんと話す機会があったので尋ねてみたが、やはりちゃんとした道はないようだった。そこで仕方なく一度、舞鶴駅前まで戻り、そこから真鶴港巡りを始める。
もうお腹は満たされているので、今回の真鶴港巡りは、旨いもの探しではなく、もっぱらウォーキングである。ガイドマップを見ると、真鶴半島公園線という県道が、真鶴駅前から海沿いと山側に延び、半島を一周しているようなので、この道を海沿いからたどり、山側から戻ってくることにする。駅から南に延びる県道を進むと、海沿いと山側の道の分岐になるので、左の道を進み、坂を道なりに下っていく。
真鶴半島遊覧船の乗り場を通過。この遊覧船は、半島の突端の三ツ石の沖まで行って、そこでUターンして真鶴港に戻ってくる。所要時間は30分で、料金は大人1200円。この乗り場の隣に魚市場・真鶴魚座がある。ガイドマップでは以下のように説明されている。
「1階には活気あふれる魚市場があり、2階は海を眺めながら獲れたての新鮮な魚が食べられる、レストランがあります」
貴船神社を通過。ガイドマップには「貴船神社の歴史は古く、寛平元年(889年)の創建と言われ、大国主神 事代主神、小彦名神がまつられています。江戸時代には貴宮大明神と呼ばれていましたが、明治元年、現在の名称となりました」とある。
山側の県道を道なりに進み、真鶴駅前まで戻り、今度は湯河原を目指す。
吉浜柏坂の道標。案内板の説明。「この道標は、吉浜の通称「茶屋道」の入口にあります。茶屋道は、江戸時代に脇街道として位置付けられた『根府川通(往還)』の一部です。このあたりが「茶屋道」とよばれるのは、坂の上に茶店があり旅人が休息したことに由来します」