このところ漁港巡りにシフトしていたので、久しぶりの低山歩き。2年前の秋に丹沢に行って以来か。今回の目的地は箱根の明神ヶ岳。前に明神ヶ岳~明星ヶ岳を歩いてからたぶん10年くらいたっている。
東海道本線で小田原駅まで行き、伊豆箱根鉄道・大雄山線に乗り換え、終点の大雄山駅に向かう。
大雄山駅から道了尊行きバスに乗り、終点の道了尊で下車。
道了尊バス停の目の前にあるのが大雄山最乗寺。明神ヶ岳の登山口はその最乗寺の脇にある。前回ここに来たときには紅葉のピークだったので、とてもきれいだったが、今回はそろそろ終わりつつあるところ。
登山口から杉に囲まれた斜面をのぼっていく。
林道を2度横切り、さらに登っていくと見晴小屋に到着する。壊れかけた小屋の前にあるベンチで休憩。木々の間から丹沢方面が眺められる。
途中にある水場、神明水で空いたペットボトルに水を補給し、急な斜面を登ると南東方向の展望が開け、相模湾を眺められる。
さらに高度を上げると周囲の景色は次第に冬に変わる。
霜柱を見るのも久しぶり。
明神ヶ岳山頂手前の分岐から相模湾を眺める。
明神ヶ岳の山頂に到着。
山頂から眺める富士山と金時山。
山頂で富士山を眺めながら昼飯をとる。鮭と梅のおにぎり、から揚げ、フライドポテト、カップヌードル、りんごなど。風は冷たいが、山の食事は格別。
今回は明星ヶ岳には向かわず、ピストンで最乗寺に下山。このくらい人が少ないと静かな山歩きができる。
最乗寺に下り、終バスの1本前のバスに乗り込む。バスの本数が少ないのでけっこう混んでいた。大雄山線で小田原駅まで戻り、駅の近くにある海鮮居酒屋・湘南大衆横丁に向かう。
以前、漁港の帰りだったと思うが、小田原を散歩して、おしゃれ横丁をうろうろして、そこから駅に出る道にあるこの湘南大衆横丁に目をつけていた。
店に入ると物腰の柔らかい店長さんらしき人が気さくに話しかけて、本日のオススメを教えてくれる。
お通しは、丸ごと食べられるあじの干ものの素揚げ。これだけでもいいつまみになる。
オススメの生しらす。
同じくオススメの大山鶏白レバーの焼き鳥。
蒸し牡蠣。
白レバーはまったりとして甘みがあり、他にも豆腐やにぎり、串などいろいろ頼んだが、新鮮な魚介や大山鶏を美味しくいただけて、値段もそれほど高くないので、また山か漁港の帰りに立ち寄りたいと思う