小田原市内に11あるウォーキングコース。前回の「太閤一夜城と長興山史跡巡りコース」(「小田原のウォーキングコース「太閤一夜城と長興山史跡巡りコース」を歩き、一夜城ヨロイヅカファームでスイーツを購入し、そのまま小田原まで歩いて干物を購入して帰宅する」)につづいて、今度は「石橋山古戦場・米神漁港コース」を歩く。前回、小田原駅の観光案内所で入手した散策マップでは、JR早川駅からスタートして、JR根府川駅がゴールになっているが、われわれはそのコースを逆に歩き、最後に早川港周辺で買い物をする。
漁港の目の前にある米神八幡神社。「境内には竜神社と牛頭天王社・丹生川上神社(水神)などを祀る。5月に行われる例祭では、正寿院の福守智栄和尚が故郷の伊豆から伝えた「鹿島踊り」が奉納される」(散策マップより)
漁港のすぐそばにある食事処・浜屋を覗いてみると、お客が誰もいなかったので、貸し切り状態で漁港めしをいただくことに。
浜屋から再び海を見下ろす道を進み、道標にしたがって山側に方向を変え、石橋山古戦場に到着。「治承4年(1180)以仁王の平家打倒の命令を受けて伊豆で挙兵した源頼朝が、鎌倉に向かう途中、平家方の大庭景親、伊東祐親らの軍勢に挟まれて大苦戦となったのが、「石橋山の合戦」である」(散策マップより)
また海から少し離れた道を進み紀伊神社に到着。「早川地域の氏神であり、昔、紀伊宮大権現または木宮大権現とも呼ばれていた」(散策マップより)。鳥居と拝殿の間を線路が通っていて、電車が横切る光景を眺められる。
漁港の駅 TOTOCO小田原に到着。この施設がオープンしたのは2019年11月なので、われわれが漁港巡りで早川港を散策したとき(「2018年初秋の漁港巡り 早川港(小田原漁港):JR早川駅~小田原魚市場~朝市食堂~和の燻製~ひもの屋半兵衛~小田原城~入船~小田原駅」)にはまだなかった。食事は次回のお楽しみにして、今回は地場物産販売コーナーになっている1階だけをチェック。安売りの昆布なども仕入れたが、意外によかったのが農産物直売所。まさか野菜を買うとは思っていなかったが、いいものが安く売っているのでけっこう買い込んだ。
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