「諏訪泉 田中農場 七割 H27BY」は、菅田町のちょっと行きにくいところにある酒の旭屋で購入。
基本的な情報をまとめておくと(ラベルや醸造元である諏訪酒造の商品説明など参照)、醸造元:諏訪酒造株式会社/醸造元所在地:鳥取県八頭郡智頭町/原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)/原料米:鳥取県田中農場産山田錦100%使用/精米歩合:70%/アルコール分:16度/製造年月:18.12/平成27醸造年度。
この田中農場は、「鳥取の地酒、諏訪泉 田中農場 七割 H27BYの熱燗でせりと切り干し大根のごま和え、ふきの葉とじゃこの煮もの、ふきとがんもどきの煮もの、新じゃがと牛肉の煮ものをいただく」のときに抜栓してから常温保存で3年と4か月強というところ。
この日の食材は、昼間に買い出しに出かけた横浜南部市場のひもの専門・山安で購入した「晩酌セット」。そのなかに入っているのは、「スモーク薫~ さば一夜干し」、「ほっけ開き干し」、「いかげそ一夜干し」、「トロにしん塩漬け」、「たこわさび」、「いかなんこつ」の6品。
ちなみに、横浜南部市場で昼食といえば、南部亭に入っている海鮮の店「鈴」の海鮮丼と決まっていたが(「昼は横浜南部市場の南部亭で海鮮丼を、夜は岐阜の地酒、竹雀 槽搾り 純米無濾過生原酒 2019BYの常温でいら/イラのカルパッチョやちり鍋の〆うどんをいただく」)、残念ながら閉店してしまったので、この日は同じ南部亭の和食「蒔田」のまぐろ中おち定食。
「トロにしん塩漬け」のセビーチェ。「トロにしん塩漬け」の説明は以下のとおり。「解凍してそのままお召し上がりください。トロのような脂が口の中でとろけます。そのままでも美味しいですが、玉ねぎ、ピクルスを添えたり、マリネやパスタ、パンにはさんでも、白ワインと相性抜群です」。
そんな「トロにしん塩漬け」を、紫玉ねぎ、アボカド、パクチー、レッドペッパー、レモン汁、白ワインビネガー、黒こしょうなどでセビーチェにした。
「いかげそ一夜干し」とアスパラ炒め。「いかげそ一夜干し」の説明は以下のとおり。「『山安』の大人気商品です! 塩味がついていますので、そのまま焼いてもよし、唐揚げにしても美味しいです。マヨネーズ七味をつければ、お酒もすすみます」。そんな「いかげそ一夜干し」の半量とアスパラをバターで炒め、こしょうと吉野杉樽天然醸造醬油(開栓後冷蔵保存で24日目)を少々で味つけ。
香ばしい風味の酒にしようと思い、すごく久しぶりに田中農場 七割 H27BYを開けて熱燗にした。蔵で3年寝かせ、抜栓してからもすでに3年以上。燗上がりする、香ばしい旨み。ただ、久しぶりに開けたわりに、色も含めて思ったほどには変化していない。熟成のペースがゆっくりなのかもしれない。
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