漁港巡りをするようになってから、近場の市場にも関心を持つようになった。横浜南部市場や横浜中央卸売市場だ。
横浜中央卸売市場の水産物部が一般に開放されるのは、毎月第一・第三土曜日だけだが、市場にある飲食街は営業しているので、散歩を兼ねて行ってみることにした。
横浜駅からベイクォーターに向かい、シーバス乗り場の脇を通ってポートサイド公園に出る。
最初の写真は公園から見た横浜中央卸売市場本場の建物。この公園を歩いて行けるので、散歩にはちょうどいい。
公園を出て道なりに進み、突き当たりを右折して踏切を渡り、万代橋を渡ると右手がもう横浜中央卸売市場本場 水産物部のエリア。
水産物部の入口に到着。右の方に「飲食街」と書かれた案内板があり、その矢印の方向に青いラインにそって進む。
お盆の時期だったので、もしやと不安になったが、ぎりぎりセーフ。
もみじやは満席で、4人ほど並んでいたのでメニューの写真などをチェックしつつしばらく待つ。
こちらが箱ウニがついた刺身B定食1300円。パートナーがオーダー。もちろんウニは分けてもらった。甘くて美味い。
こちらが筆者がオーダーした海鮮丼1080円。近場でこのネタとボリュームならお得。この日はオーダーしなかったが、これにアジタタキ(単品550円)かアジなめろう(単品550円)をつけるのもアリだろう。
実は最初、もみじやの向かいの大黒家にするか迷った。
拡大した大黒家のメニュー。上段のわがまま丼もうまそうだった。
写真は撮らなかったが、2度目にこの飲食街を訪れたときには、大黒家に入って、わがまま丼をオーダーした。寿司屋だけにいろいろなネタを味わえるというのもあるが、さんまの煮つけが絶品だった。骨まで柔らかく味つけも絶妙で。混んでいなかったということもあるのかもしれないが、ふたりでテーブル席に座ったにもかかわらずご主人が気さくに話しかけてくれて、アットホームな雰囲気。どうせなら煮つけのコツも聞いてくればよかったと思うが、次に行ったときはぜひ。