アメリカ(カリフォルニア)ワイン、フランシス・コッポラ ダイヤモンド・コレクション クラレット 2017で3種の白カビチーズ、ラムのトマト煮やステーキ キムチ風味をいただく

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「フランシス・コッポラ ダイヤモンド・コレクション クラレット 2017」はいただきもの。

いただきものの「フランシス・コッポラ ダイヤモンド・コレクション クラレット 2017」のラベル「フランシス・コッポラ ダイヤモンド・コレクション クラレット 2017」の裏ラベル

基本的な情報をまとめておくと(インポーターであるワイン・イン・スタイル株式会社の商品説明や生産者であるFrancis Ford Coppola Wineryの商品説明を参照)、生産地:アメリカ、カリフォルニア州/生産者:フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリー(Francis Ford Coppola Winery)/品種:カベルネ・ソーヴィニヨン80%、プティット・ヴェルド17%、プティット・シラー2%、マルベック1%/アルコール分:14.1%/樽熟成:フレンチオーク樽で14か月。

生産情報(ヴィンテージノート):「ダイヤモンド・コレクションは典型的なカリフォルニアワインで、果実が前面に出て、幾層にも重なるフレーバーを持つ、今すぐに飲んでも美味しいワインです。(中略)
深い色合いで官能的な2017年クラレットはリッチでスパイスの薫り高く、しなやかなタンニンを持ち、洗練された個性を持つワインです。長い生育期が凝縮感のあるワインを生み、フルボディで長い後味を持つワインを造りました」

フランシス・フォード・コッポラが監督した映画はよく観ているし、ワイナリーを経営していることも知っていたが、アメリカのワインをあまり飲まないので知識はそこまで。

▼ フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリーの案内動画。それにしても広い。プールなどもあってリゾートのための空間になっている。『タッカー』のときに使った車も展示されている。

▼ ワイナリーが短編映画を製作してしまうというのも、いかにもコッポラのワイナリーらしい。舞台はイタリアのクリーニング屋さん。店を営む老夫婦が、アメリカ人の若者が持ってきた白いシャツに着いた赤ワインの染みに興味をそそられ、妄想がとめどなく膨らんでいく。ちなみに、その赤ワインは、このワイン、通称ブラック・ラベルのように見えるが…。監督のRodrigo Saavedraはブラジル人のようだが、やはりコッポラがイタリア系だからイタリアのお話になるのか。(イタリア語/英語字幕)

この日の料理に行く前に、発酵にまつわるこの日の作業のこと。

2日前に仕込んだ種継ぎのバナナ酵母エキス

2日前に仕込んだ種継ぎのバナナ酵母エキス。さかんに発酵している。

黒ゴマとクミンシードを練り込んだバナナ酵母のカンパーニュ

バナナ酵母エキスを仕込んだときに、同時に育てていたバナナ酵母の中種を使った生地で焼いたカンパーニュ。黒ゴマとクミンシードが練り込んである。ゴマをたくさん入れたのでこのような色になった。

ではこの日の料理へ。

3種の白カビチーズと自家製発酵ピクルスの盛り合わせ

賞味期限が近かったために半額で売っていた3種の白カビチーズと自家製発酵ピクルスの盛り合わせ。

この日に焼いたバナナ酵母のカンパーニュ

この日に焼いたバナナ酵母のカンパーニュ。ゴマとクミンの風味が気に入っている。

ラム肉のトマト煮込み タイム風味

ラム肉のトマト煮込み タイム風味。佐々木薫監修『はじめてのハーブ-育てる・食べる・役立てる (池田書店の園芸シリーズ)』に、「ラム肉とタイムのトマト煮」として紹介されている料理のてきとうなアレンジ。タイムはわが家で育てているコモンタイムを使った。

ラムステーキ キムチトマトソース

ラムステーキ キムチトマトソース。田崎真也『安くて旨い! ワイン&簡単おつまみ (PHPビジュアル実用BOOKS)』に「ラムステーキ キムチ風味ソース添え」として紹介されている料理のてきとうなアレンジ。常備している自家製キムチを使っている。

フランシス・コッポラでラムのトマト煮やラムステーキをいただく

いただいてから、安物の小さなセラーに4か月ほど寝かせてあったフランシス・コッポラ ダイヤモンド・コレクション クラレット 2017で。いつも日本酒でたまに飲むワインは新鮮でいい。カベルネ・ソーヴィニヨン80%、プティ・ヴェルド17%、プティ・シラー2%、マルベック1%をブレンドしたボルドースタイル。凝縮感のあるフルボディで、白カビチーズとラム肉、そしてスパイシーなカンパーニュもおいしくいただけた。ちなみに年が変わるとブレンドがどのくらい変わるのか興味を覚えて、2018を調べたら、カベルネソーヴィニヨン85%、プティ・ヴェルド13%、メルロー1%、プティ・シラー1%だった。ワイン党の人は飲み比べてみると面白いかもしれない。





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