(※メモの状態のまま埋もれていた下書きをまとめた記事なので、季節感などがかなりずれている場合があります。なかには最低限の備忘録に過ぎない記事もありますが、振り返ってみると、1年半ほどの間にワインから日本酒に魅了されていく過程が見えてきて個人的に後々参考になりそうだったので、整理することにしました)
「聖 特別純米 若水 ひやおろし 28BY」は、磯子方面の散歩コースの近くに店をかまえる山本屋商店で購入。
基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルなどを参照)、醸造元:聖酒造株式会社/醸造元所在地:群馬県渋川市北橘町/原材料:米(国産)・米こうじ(国産米)/原料米:群馬県産若水100%/精米歩合:60%/アルコール度数:16度以上17度未満/製造年月:28.08。
醸造元のコメント(裏ラベルより):「ろ過を一切おこなっていない為、白い沈殿物が出ることがありますが、品質には問題ありません。若干の色も無ろ過によるものですので安心してお楽しみ下さい」
群馬県産の若水について(「群馬の地酒」より引用):「この群馬県で生産される「若水」は大粒品種であり酒造好適米特有の「心白」が多いのが特徴です。「心白」とは、米粒の組織が荒くなり澱粉粒の中に空間ができ半透明になったもので、麹菌の菌糸が入り込みやすく、良質の麹を造るのに適しております。群馬県産「若水」は平成3年7月に関東地方で初めて酒造好適米として認定されました」
▼ 聖酒造は、江戸時代末期の天保12年(1841年創業)。群馬県のほぼ中央に位置し、越後との国境三国峠に源を発し、奥利根の山間部からまさに流れ出そうとする、坂東太郎(利根川)を眼下に臨む赤城山西南麓の高台にある。仕込み水には、「赤城山西南麓に流れる清冽な伏流水」を使用。(聖酒造株式会社のサイトを参照)
このマップを見ると数年前に赤城山に登ったときのことを思い出す。
こちらは、2013年9月に赤城山の主峰・黒檜山に登ったときの写真。登山道から眼下に大沼を望む展望が開ける。このときは1泊2日の旅で、初日に荒山に登り、赤城温泉の宿に泊まり、2日目に黒檜山に登った。
香りを抑えた純米ならあまり料理を選ばないが、こういう香りのある酒に合わせるとしたらやはり洋食なのではないか。
本日の料理。横浜橋商店街の鮮魚店・黒潮で購入した宮城産のムール貝をワイン蒸しにした。材料は、ムール貝、にんにく、パセリ、オリーブオイル、白ワインなど。思ったより身が小さかったのが残念。
同じく、横浜橋商店街の鮮魚店で購入しためばるを、ムール貝のワイン蒸しのスープも使ってソテーにした。材料は、めばる、オリーブオイル、パセリ、ケイパー、レモン汁、バター、じゃがいも、長ねぎなど。
デザートは横浜橋商店街の青果店で購入した紅ほっぺ。豊かな甘みにほどよい酸味が加わって非常に美味だった。