島根の地酒、十旭日 純米吟醸生原酒 改良雄町60 H28BYの上燗でいなだと自家製しめさばの炙り、いなだのカルパッチョやセビーチェ、西京焼きをいただく

基本的な情報をまとめておくと（裏ラベルなど参照）、醸造元：旭日酒造有限会社／醸造元所在地：島根県出雲市今市町／原材料名：米（国産）・米こうじ（国産米）／原料米：改良雄町（島根県産）100％／精米歩合：60％／アルコール度数：18％／日本酒度：＋9.5／使用酵母：島根K-1酵母／酒造年度：28BY 仕込38+39号／製造年月：2023.1。

醸造元のコメント（裏ラベルより）：「十旭日の昔からの基本の組み合わせ、改良雄町と島根K-1酵母の組み合わせの純米吟醸は、この米の旨みを程よく引き出しつつもキレのある酸が全体のバランスを取るタイプ。
ゆっくりとほどける味わいは、時と共に深さを増してきます。料理にあわせていろいろな魅力を奏でます」

この十旭日は、「島根の地酒、十旭日 純米吟醸生原酒 改良雄町60 H28BYの常温と上燗でひめだいといさきの炙り、自家製しめさば、いさきのあら煮の残り、肉じゃがをいただく」のときに抜栓して、常温保存で12日ほど。酒の特徴や旭日酒造については、前に飲んでいた同じ酒のH27BYの記事「島根の地酒、十旭日 純米吟醸生原酒 改良雄町60 H27BYの熱燗でさばのオーブン焼き、ギリシャ風をいただく」で触れているので、そちらを参照していただければと思う。

▼ 出雲市にある旭日酒造は、地理的には内陸ではなく、比較的海に近い蔵といえる。

この日の食材は、前日に購入してさばいたいなだの残り。

いなだの炙り。

瞬冷凍してあった自家製しめさばの炙り。

刺身類につけるこの日の醤油は、秋田の石孫本店の百寿（抜栓後冷蔵保存で10日目、１か月で使い切るのが理想）。抜栓時に刺身につけたときのスッキリした味わいが強く印象に残り、気に入っている。

いなだの和風カルパッチョ。醤油は、島根の井上醤油店の井上古式じょうゆ（開栓後冷蔵保存で16日目）。他にオリーブオイル、小ねぎ、すだち。島根の奥出雲の醤油と出雲の酒。

いなだのセビーチェ。アボカド、紫玉ねぎ、タイ産青唐辛子、ライム、オリーブオイル、塩など。

いなだの西京焼き。西京味噌、三州三河みりん、喜界島さとうきび粗糖、澤屋まつもと厨酒。

十旭日 改良雄町 H28BYの上燗で。気分で白身の魚にも合わせるが、軟水でも強さがあるので青魚のほうがよいと思うし、同じいなだでも炙ったり、ピリ辛にしたり変化をつけると、酒の味も変わって面白い。