「綿屋 特別純米酒 幸之助院殿 生原酒 H26BY」は芹が谷にある秋元商店で購入。
基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルなど参照)、醸造元:醸造元:金の井酒造株式会社/醸造元所在地:宮城県栗原市一迫字川口町浦/原材料名:米(国産)・米麹(国産米)/醸造酒米:宮城県栗原産ひとめぼれ100%/精米歩合:55%/使用酵母:宮城酵母/アルコール分:18度/日本酒度:+7/酸度/1.9/杜氏氏名:南部杜氏 鎌田修司/製造年月:20.4月。
この幸之助院殿は、「宮城の地酒、綿屋 特別純米酒 幸之助院殿 生原酒 H26BYの熱燗でスペアリブと自家製ザワークラウトの煮込みや自家製さつまいも酵母のカンパーニュをいただく」のときに抜栓してから常温保存で2年9か月弱というところ。原料米の「新生漢方米」についてはそちらで触れている。
金の井酒造の所在地は、宮城県栗原市一迫字川口町浦。海ではなく内陸にある蔵だが、魚介に合わせやすいやさしい酒が多い。ただし、この幸之助院殿は、抜栓時にスペアリブと合わせたりしているように、ボディがしっかりしていて強さがある。
クビンスのヨーグルトメーカーで仕込み、冷蔵庫で保存している甘酒。「埼玉の地酒、凡愚 ぼんぐの常温と熱燗で自家製発酵ピクルス、豆腐の塩麹漬け、醤(ひしお)卵、甘酒肉じゃが、発酵から揚げをいただく+甘酒の仕込みと発酵ピクルス」のときに仕込んだもの。
さつまいもとごぼうの醬(ひしお)炒め。清水紫織『発酵料理のきほん』に「さつまいもとくるみの醤炒め」として紹介されている料理のアレンジ。さつまいも、ごぼう、セロリ、くるみ、自家製醤、相生 古式本みりん、バター、シナモン、しょうがなど。
岡山の名刀味噌本舗の乾燥ひしおこうじ「ひしおの糀」と埼玉の弓削多醬油の高麗郷丸大豆醬油を使って仕込み、冷蔵庫で保存している自家製の醤(ひしお)。醤油よりもまろやかで、食材によくなじむ万能発酵調味料。『発酵料理のきほん』で知り、活用している。
横浜南部市場の山安で購入したいかげそとアボカドのいしり(いか魚醤)炒め。いかげそ、アボカド、しめじ、にんにく、オリーブオイル、カネイシのいしり(開栓後冷蔵保存で22日目)、黒こしょう、パクチー、ライムなど。
綿屋 幸之助院殿 H26BYの熱燗で。久しぶりに開けてみた。色にはそれほど出ていないが、香り、味ともにけっこうな熟成感がある。そしてこれも熟成のせいなのか、温度を上げてから燗冷ましになるまでに意外なくらい甘みが出てきた。
● amazon.co.jpへ