鳥取の地酒、冨玲 特別純米 阿波山田錦 H21BYの熱燗でするめいかのワタ焼き、アンチョビソテー、ほうぼうとムール貝も使った漁師料理ズッパディペッシェをいただく

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「冨玲 特別純米 阿波山田錦 H21BY」は、菅田町のちょっと行きにくいところにある酒の旭屋で購入。

菅田町にある酒の旭屋で購入した「冨玲 特別純米 阿波山田錦 H21BY」のラベル「冨玲 特別純米 阿波山田錦 H21BY」のラベルのデータ部分

基本的な情報をまとめておくと(ラベルなど参照)、醸造元:梅津酒造有限会社/醸造元所在地:鳥取県東伯郡北栄町大谷/原材料名:米(国産)、米麹(国産米)/原料米:阿波山田錦100%/精米歩合:60%/酛:速醸酛/日本酒度:+9.5/酸度:1.5/アルコール分:15度以上16度未満/醸造年度:平成21年/製造(瓶詰)年月:R1.5。

この冨玲は、「鳥取の地酒、冨玲 特別純米 阿波山田錦 H21BYの燗であいなめの刺身と湯引き、ほうぼうのりゅうきゅう(だし麹和え)とから揚げをいただく」のときに抜栓してから常温保存で17日ほど。

筆者のなかでのいまのところの梅津酒造の位置づけは、まず燗を推奨している蔵。以下、公式サイトより引用。

燗酒のすすめ
日本酒の旨みの成分の中には、温度が上がることによって花開くものがあります。しっかりした造りで熟成された純米酒なら燗酒にすると、豊かな香りやコクが立ち料理を引き立てる食中酒になります。『酒は純米、燗ならなお良し』と言われる所以です」

もうひとつは、日本海に面した海に近い蔵というイメージ。ちなみに、仕込み水は名峰・大山の伏流水で、推定軟水。

弘明寺商店街の作清で購入したほうぼうとするめいか

ということでまた海の幸。この日の食材は、弘明寺商店街の作清で購入したほうぼうとするめいか。そして、横浜橋商店街の黒潮で購入したムール貝(写真なし)。

ゲソのワタ焼き

ゲソのワタ焼き。

スルメイカとパプリカのアンチョビソテー

するめいかとパプリカのアンチョビソテー。

ほうぼう、するめいか、ムール貝のズッパディペッシェ

イタリアの漁師料理ズッパディペッシェ。材料は、ほうぼう、するめいか、ムール貝、玉ねぎ、にんにく、トマト缶、白ワイン、魚のブイヨン、オリーブオイル、塩、こしょうなど。魚のブイヨンは、この前、鯛やほうぼう、あかはたのあらと野菜でつくり、小分けにして冷凍してあるものを使っている(「イタリアやスペインの魚介料理をつくるために常備しておきたい魚のブイヨンを、鯛やほうぼう、あかはたのあらと野菜でつくり、冷凍保存する」参照)。

冨玲の熱燗でゲソのワタ焼き、アンチョビソテー、ズッパディペッシェをいただく

冨玲の熱燗で。この前、ズッパディペッシェをつくったときは、フレッシュな酒だったので(「兵庫の地酒、千代田蔵 特別純米生原酒 山廃仕込 北錦の熱燗であじフライやイタリアの漁師料理ズッパディペッシェをいただく」)、今回は熟した酒で。ちょっと紹興酒を思わせる風味、まろやかな甘み、苦み。秋鹿の23BY(「急に寒くなった日に大阪の地酒、秋鹿 純米吟醸 二年熟成 阿波山田錦 H23BYの燗で鶏がらを使った水炊きをいただく」)やこの酒など、速醸を長期熟成した酒には、山廃や生酛とは違った旨みが出てくるような気もするが、どうなのだろう。





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