「デパ地下の地場野菜コーナーで東洋種のオレンジ色と紫色のにんじんを買い、葉のふりかけ、発酵紫にんじん、サラダなどをつくり、酵母起こしにもトライする」で最初に取り上げた葉つきの紫色のにんじん。これまで紫にんじんと表記してきたが、パープルスティックと呼ばれていて、ほかに紫にんじんと呼ばれる品種があるようなので、これからはパープルスティックと表記することにする。
パープルスティックの特徴は、外側が紫色で芯付近が黄色であること。サラダに使ったこのにんじんの断面を見るとそれがよくわかる。
今回は、酵母起こしに着手し、「発酵にまつわる日々の作業」で進捗状況を断片的にお伝えしていたパープルスティック酵母のまとめ。
すった黒ゴマとクミンシードを練り込んだパープルスティック酵母のカンパーニュ。「スーパーの安売りバナナから酵母を起こし、中種法で黒ゴマとクミンのカンパーニュを焼き、酵母エキスを種継ぎして、ドライフルーツミックスのカンパーニュを焼く」で書いたように、黒ゴマとクミンシードの組み合わせは、鎌倉のカノムパンのBread Listにあった「ゴマとクミンシード」がおいしそうに見えたので、やってみたが、それが気に入ってよくつくっている。
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