「春鹿 青之鬼斬 生酛純米 超辛口 生原酒 H30BY」は、磯子方面の散歩コースの近くに店をかまえる山本屋商店で購入。
基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルや醸造元である今西清兵衛商店の商品説明を参照)、醸造元:株式会社今西清兵衛商店/醸造元所在地:奈良県奈良市福智院町/原材料名:米(国産)・米麹(国産米)/原料米:五百万石/精米歩合:60%/使用酵母:協会901号/アルコール分:18度/日本酒度:+11.0/酸度:2.0/製造年月:19.7。
醸造元のコメント(裏ラベルより):「清々しい香り、豊醇な旨みと冴える斬れ味。氷温の酒蔵でじっくりと力をたくわえ、盛夏限定クールな「青乃鬼斬」ここに見参」
この春鹿は、抜栓時のことを記事にしていなかったが、以前の記事「奈良の地酒、春鹿 青之鬼斬 生酛純米 超辛口 生原酒 H30BYの燗でそら豆のうま煮や水炊きの残りの鶏がらスープを使った鍋焼きうどんをいただく」で2019年夏の抜栓について補足している。抜栓してから常温保存で1年7か月と3週間ほど。
ではこの日の料理へ。
この日の食材は、前日に購入した赤さば(はちびき)の残り(「大阪の地酒、秋鹿 純米 無濾過生原酒 H29BYの熱燗で赤さば(はちびき)の刺身、あら炊き、ムニエル ケイパーとレモンのソース、あら汁をいただく」)。それなりの大きさがあるので、翌日までに食べ切れそうもない部分は前日のうちに切り身にして瞬冷凍した。
それと、横浜に出たついでに立ち寄ったCIAL(シァル)横浜の吉川水産で購入したにぎり寿司(潮騒)。前にも書いたようにネタのわりにお手頃価格。「本日の一押しにぎり」がお気に入りだが、この日は別のものを選んだ。まぐろはめばちとびんなが、それにあかいか、つぶ貝など。最初に行ったとき(「近場でありながら行っていなかったCIAL(シァル)横浜にたまたま立ち寄り、B2の吉川水産でいとよりと甘鯛、海鮮寿司を購入し、湯引きや酢じめ、若狭焼きもどきでいただく」)に比べると、丸魚が目立たなくなってきている気がしてちょっと残念。
春鹿の常温で。抜栓した頃にはこういう季節限定酒を常温で寝かせるのはどうなんだろうと思ったりもしたが、バランスが崩れることもなく、それほど色が染まることもなく、いい感じの熟辛になっている。抜栓時といまを比較したら、自分はこの熟辛の方が好きかもしれない。
余談ながら、先ほどの1年近く前の記事「奈良の地酒、春鹿 青之鬼斬 生酛純米 超辛口 生原酒 H30BYの燗でそら豆のうま煮や水炊きの残りの鶏がらスープを使った鍋焼きうどんをいただく」を読み直したら、面白いことにそのときも今回も前日に秋鹿で、翌日に春鹿という鹿リレーをやっていた。
● amazon.co.jpへ