前回の金谷港につづく漁港巡りの第4弾は銚子港。いやー遠かった。5時台に家を出て、横浜から横須賀線~総武線と乗り継いで9時過ぎに銚子駅に到着。
乗り換えた千葉駅から総武線に揺られて約2時間で銚子駅。駅の観光案内所でマップを手に入れる。銚子駅から銚子電鉄に乗り換えて観音駅まで行くと、漁港のエリアにより近くなるが、われわれは散歩しつつそちらに向かうことに。駅前から利根川方向にのびる道を進み、河岸公園に向かう。
道沿いにはこんなレトロな金物店もある。
空も道も広く、人の姿が見当たらないのでちょっとシュール。
河岸公園(旧渡船場跡)に到着。マップでは以下のように説明されている。
「川にかかる橋としては日本一長い銚子大橋の近くに平成22年に河岸公園が造られました。流域面積が日本一の利根川河口の雄大な風景が楽しめるスポットで、夕日の眺めは格別です」
河岸公園から銚子大橋を眺める。確かにこれは長い。
細長い公園を漁港の方向に進む。
公園を出るとすぐに漁港の風景に変わる。
遠くから見たときにはなんだかわからなかったが、山と積まれた漁網が日に照らされ、上の方から湯気が立ち昇っていた。
いろいろな船も眺めつつ。
途中で岸壁を離れて右手の道路に出て、銚子漁港第一卸売市場の前を通り過ぎる。この市場は、マップで以下のように説明されている。
「高度衛生管理型市場となり、主に生マグロが水揚げされる。水揚げや入札の様子を見学でき、新鮮な生マグロが食べられる食堂を併設している」
その第一卸売市場の先に銚子漁協直営の食事処「海業支援施設 万祝(まいわい)」がある。時間はもうすぐ10時になろうかというところ。下調べでは、この時間に開店している食事処はあまり多くはなく、早くから開いていて、新鮮な海の幸が味わえるというこの店に目をつけていた。銚子駅の観光案内所のスタッフにも、この時間だと開いている店がまだ少なく、歩いて漁港に行くのならこの店がよいと言われた。
万祝(まいわい)の入り口にはまだ数人だが列ができていたのでわれわれも並ぶ。数量限定の海鮮丼を狙っていたが、それはわれわれの直前で終了となったため、まいわい丼をオーダー。
オーダーしたまいわい丼。店のサイトのメニューでは「いろいろな海の幸を豪快に乗せたまいわいオススメの丼」と紹介されている。新鮮でボリュームがあり満足。
前編はここまでで、後編では、坂東三十三観音第27番札所 飯沼観音、ウオッセ21(水産物即売センター)、ハーブガーデン・ポケットなどをめぐる。