神奈川の地酒、吟望天青 秋 純米おりがらみの常温と熱燗でふきとベーコンの炒めもの、いかげそとブロッコリーのペペロン炒め、真鯛のあらの塩焼きをいただく

基本的な情報をまとめておくと（ラベルや醸造元の商品説明を参照）、醸造元：熊澤酒造株式会社／醸造元所在地：神奈川県茅ヶ崎市香川／原材料名：米（国産）・米麹（国産米）／原料米：五百万石（？）／精米歩合：60％／アルコール分：17度／日本酒度：＋4／酸度：1.7／製造年月：18.09／内容量：720ml（最新の情報に基づくスペックなので、数年前のものとは違っているかもしれない）。

裏ラベルのコメント：「「天青」とは、中国の五代後周の皇帝が理想の青磁の色を表現した
「雨過天青雲破処」（雨上がりの空の青さ。それも、雲が破れるようにして晴れ始めた、そのあたりの青さ）という言葉から取ったものです。我々もその幻と言われる「雨過天青雲破処」のような、突き抜けるようなすずやかさと潤いに満ちた味わいを目指して参ります。
「天青」の命名と書は陳舜臣氏（作家）によるものです」

醸造元HPの商品説明のコメント：「常温熟成させる事により、濃醇で落ち着きのある味わい。ぬる燗にすると、もろみの香りや甘みが立ってくる、おりがらみの純米原酒」

この吟望天青は「神奈川の地酒、吟望天青 秋 純米おりがらみの常温と上燗ではちびき（赤さば）の炙り、カルパッチョ、かぶとやあらの塩焼きと骨湯、ひれぐろ（なめたがれい）の煮つけをいただく」のときに抜栓してからセラー保存で１か月と１週間強というところ。

この日の食材は、ライフ・ビエラ蒔田店で購入した長崎県産の真鯛。

それと写真には撮らなかったが福岡県産しおふき貝。いちおう砂抜きして翌日に使う。

差し入れの料理に使って残ったふきとベーコンの炒めもの。

この前、横浜南部市場に行ったときに山安で購入したいかげその一夜干しとブロッコリーのペペロン炒め。

最初は吟望天青 おりがらみの常温で（といってもセラー保存なのでいくらか冷えている）。

真鯛のあらの塩焼き。あら汁が最初に思い浮かぶところだが、この日は別に味噌汁があったので塩焼きに。

大きめの丸魚を購入した日には、だいたいかぶとやあらの料理になる。かぶとのほうも準備はしてあったのだが、あらの塩焼きだけで満足してしまった。

今度は吟望天青 おりがらみの熱燗で。魚介に合うことがわかり、四合瓶の酒は熟成させるつもりがない（といっても何年もセラーに入れっぱなしにしている間にすでに十分熟成しているが）こともあり、抜栓してからは、ちびちびと積極的に飲んでいる。次は飲み終わりそう。購入したのは青山の酒店だが、近場の横浜君嶋屋にも置いてあるので、手に入れるのは難しくない。