スイス(シャフハウゼン)ワイン、トロッテ・レーニンゲン リースリング シルヴァーナー 2018であかはたとほうぼうの刺身とフリット、アクアパッツァをいただく

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「トロッテ・レーニンゲン リースリング シルヴァーナー 2018」は、ヨーロッパ旅行のおみやげとしていただいたもの。

いただきものの「トロッテ・レーニンゲン リースリング シルヴァーナー 2018」のラベル「トロッテ・レーニンゲン リースリング シルヴァーナー 2018」のラベル側面のデータ

スイスワインはあまり流通していないらしい。ためしに世界40ヵ国以上のワインを扱う葡萄屋のサイトをチェックしてみたら、以下のように説明されていた。

「マッターホルンやモンブランなど雄大なアルプスが広がるスイスは実は隠れたワイン大国。1人あたりの年間ワイン消費量は約50Lにも及び、そのほとんどは国内で消費。国外にはわずか1%しか輸出されず、日本でもなかなかお目にかかれない国の一つです」

「トロッテ・レーニンゲン リースリング シルヴァーナー 2018」の基本的な情報をまとめておくと(ラベルなど参照)、生産地:スイス、シャフハウゼン州/生産者:トロッテ・レーニンゲン(Trotte Lohningen)/生産地呼称等:AOC シャフハウゼン/品種:リースリング、シルヴァーナー/アルコール分:12%。

レーニンゲンワイン協同組合は、シャフハウゼン州で最初で唯一のワイン協同組合として1951年に設立された。現在は29人のワイン生産者で構成され、リースリング、シルヴァーナーの他に、ピノノワール、ガラノワール、ドルンフェルダー、シャルドネ、カベルネドルサ、セイヴァル・ブラン、カベルネ・ジュラを栽培している。

▼ シャフハウゼンの町は、ドイツとの国境に近いというより、ドイツに囲まれるような場所に位置している。

▼ トロッテ・レーニンゲンのディレクター、デイヴィッドによるワイナリー案内の動画。子供の頃から自然やぶどう畑に親しみ、生物多様性に強い関心を持つ彼は、鳥類保護に取り組む協会と組んで、ぶどう畑のなかに動物の避難所をつくる試みを行っているという。

リースリングはほとんど飲んだことがない。何年か前に、牡蠣を用意して、よくわからないままに買ってきたドイツのリースリングを抜栓してみたら甘口だったという経験をしたせいか、関心が向かず、そのうちに日本酒へと移行していた。このスイスワインのリースリングの比率は不明だが、しっかりドライで美味しい。

弘明寺商店街の作清で購入したほうぼうとあかはた

この日の食材は、弘明寺商店街の作清で買ってきたあかはたとほうぼう。例によって包丁の練習開始。

ほうぼうとあかはたの刺身

三枚におろして、皮を引き、カルパッチョやマリネにしないで刺身で。

ほうぼうとあかはたとズッキーニのフリット

それぞれの残った半身は、ズッキーニも加えてフリットに。

ほうぼうのアクアパッツァ

ほうぼうの1尾はアクアパッツァに。このちょっと変わったアクアパッツァは、イルマーレ 依田隆『スゴイ魚料理 漁港の目の前にあるレストランのおいしい魚レシピ』に「ホウボウのアクアパッツァ」として紹介されている料理にならったもの。以前の記事「最近お気に入りのレシピ集『スゴイ魚料理』を参考にして、いぼだいのフリットや〆さば、ほうぼうのアクアパッツァなどをつくってみる」で説明しているので、参照していただければと思う。マジョラムがアクセントになっていて美味しい。

普段は断然、60℃(以上から)燗冷ましまで温度で遊べる日本酒だが、ときどき飲むワインも美味しいと思う。

魚のブイヨンをつくる材料の鯛とほうぼうとあかはたのあら

残ったほうぼうとあかはたのあらは、別に買った鯛のあらとともに、魚のブイヨンをつくったが、それはまた別記事で。





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