フランス(ローヌ)ワイン、ドメーヌ・ド・ラ・バスティード コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ ヴィザンでイタリアン酢豚をいただく

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「ドメーヌ・ド・ラ・バスティード コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ ヴィザン 2015」は、弘明寺商店街のほまれや酒舗で購入。

ほまれや酒舗で購入したドメーヌ・ドゥ・ラ・バスティード-コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ-ヴィザンのラベルドメーヌ・ドゥ・ラ・バスティード-コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ-ヴィザンの裏ラベル

輸入者であるフィラディスが3つの基準を満たすワインのみを厳選した「クオリティーワイン」の1本。その条件とは、土地本来の個性を表現しながら本質的な品質の良さを持つワイン、日本人の味覚に合うエレガントさを備えたワイン、そして価格以上の価値を持つワイン。筆者もそういうワインを味わいたいと思う。

ワインの基本的な情報をまとめておくと(フィラディスのサイトの商品説明参照)、生産地:フランス、コート・デュ・ローヌ、生産者:ドメーヌ・ド・ラ・バスティード、品種:シラー40%、グルナッシュ40%、ムールヴェドル20%、熟成:コンクリートタンク&バリック8ヶ月。

輸入者のコメント:「熟したチェリー、ブラックベリーのコンフィチュール、カカオ、エスプレッソ、リコリスなど様々な要素が溢れだす豊かな香り。樽のニュアンスやシルキーかつ重厚なタンニンが絡み合う味わいは、ヴィザンの魅力であるジューシーで滑らかな果実に溢れ圧倒的な凝縮感と複雑さを備えている」

↓ アペラシオン、コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュを紹介する動画(英語/フランス語)。コート・デュ・ローヌのなかでも良質なワインを造っている地区がコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュを名乗れる。(動画によれば)95以上の村から成り、そのなかでも特に優れていると認められた18の村だけが、ヴィラージュの後に村名を表記することができる。動画には登場しないが、このヴィザンもそのひとつになる。

フィラディスの生産者紹介には、「(村名を表記できる村の)代表としてパワフルな味わいのワインを生むケランヌに関心が向けられがちだが、日本人の味覚になじむ旨みを備えているという点、そして豊かな果実を純粋に楽しむという点においては、ヴィザンこそが要注目の産地である」という記述があるが、確かにこの動画で最初に取り上げられているのはケランヌだ。

このワイン、非常に好みの味だった。香りもいいが、輸入者のコメントの「シルキーかつ重厚なタンニン」というあたりが特に自分に好みに合っているのだと思う。ほまれや酒舗のブログでは、このワインに合わせる料理について「牛のタルタルやタタキ、面白いところでは酢豚等と楽しめます」と書かれていた。

バルサミコ酢を使ったイタリアン酢豚

それを参考にして酢豚を作った。いつも作る酢豚では面白みがないので、バルサミコ酢を使ってイタリアン風にした。材料は、豚もも肉(かたまり)、赤と黄色のパプリカ、ピーマン、ズッキーニ、にんにく、卵、かたくり粉、ケチャップ、砂糖、バルサミコ酢、しょうゆ、水など。

いつもの酢豚で使う酢とウスターソースをバルサミコ酢に変えてやってみたが、出来は上々で、ワインともよく合い、おいしくいただけた。

《関連リンク》
ドメーヌ ド ラ パスティード|クオリティーワイン|株式会社フィラディス
ドメーヌ デ ラ バスティード公式サイト(フランス語)
Les vins de Visan(ヴィザンのワインを紹介するサイト フランス語/英語)
Cotes du Rhone Villages Visan Wine | wine-searcher
Visan – Appellation | rhone-wines.com(ローヌワインのサイトは充実している。ヴィザンの土壌の細密な図解にはちょっと感動した)