これは少し前の話。5月下旬に種を蒔いたバジルがだいぶ大きくなってきたので、少し収穫して料理に使うことにした。
バジルといえば特にトマトとの相性がいい。筆者の頭に真っ先に思い浮かぶのは、平凡ではあるがやはりトマトソース。バジルが香るトマトソースのパスタは筆者の大好物である。
鍋にオリーブオイルと潰したニンニクと種をとったトウガラシを入れて熱し、ニンニクに色がついて香りが出てきたら、湯むきして種の部分を除き、荒く切ったトマトを入れて煮詰める。
トマトが崩れてきたら、隣で茹でているパスタの茹で汁を少しとって加え、塩・コショウで味を整え、収穫したバジルを手でちぎって入れ、軽くまぜて火をとめる。茹で上がったパスタにソースをあえて出来上がり。
生のバジルを使ったトマトソースはやはり美味い。バジルはまだまだ大きくなるので、いろいろ料理に使えそうだ。そのうちにジェノベーゼソースを作る予定だ。
※収穫したバジルの香りを損なわないための工夫:これは、谷本英雄『イタリアの味 (暮しの設計 NO. 217)』に書いてあったと思うが、バジルは水で洗うと香りが薄くなるので、ぬれ布巾で拭くのがよいらしい。
● amazon.co.jpへ