石川の地酒、宗玄 純米 山田錦 無濾過生原酒の常温と滋賀の地酒、不老泉 山廃仕込 特別純米原酒 参年熟成 H28BYの熱燗でさわらの西京焼きとスペアリブの味噌ヨーグルト漬けをいただく

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「宗玄 純米 山田錦 無濾過生原酒」は、芹が谷にある秋元商店で、「不老泉 山廃仕込 特別純米原酒 参年熟成 H28BY」は、東急線・新丸子が最寄り駅になる田原屋酒店で購入。

芹が谷の秋元商店で購入した「宗玄 純米 山田錦 無濾過生原酒」のラベル「宗玄 純米 山田錦 無濾過生原酒」の裏ラベル

「宗玄 純米 山田錦 無濾過生原酒」の基本的な情報をまとめておくと(ラベルなどを参照)、醸造元:宗玄酒造株式会社/醸造元所在地:石川県珠洲市宝立町宗玄/原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)/原料米:兵庫県産山田錦100%使用/精米歩合:55%/使用酵母:金沢酵母/アルコール分:17度/製造年月:20.9/おすすめの飲み方:冷やして◎、常温◎、お燗○。

醸造元のコメント(裏ラベルより):「能登杜氏が、北陸能登の寒夜において、最高の醸造技術を傾注し、精魂こめて醸しあげた酒です」

以前の記事「石川の地酒、宗玄 純米 八反錦 無濾過生原酒の燗で鯛の炙りとさんまの刺身、さんまの塩焼き、鯛めしをいただく」で宗玄についてこんなことを書いていた。

「古川修『世界一旨い日本酒 熟成と燗で飲る本物の酒 (知恵の森文庫)』にも、杉田衛保『究極の日本酒 マリアージュで楽しむ純米無濾過生原酒16本』にも、刺身系は八反錦で、焼き魚は山田錦と書かれているので、山田錦もほしくなるが、まだ手に入れていない」

やっとその山田錦を手に入れ、この日に抜栓。

東急・新丸子駅から近い田原屋酒店で購入した「不老泉 山廃仕込 特別純米原酒 参年熟成 H28BY」のラベル「不老泉 山廃仕込 特別純米原酒 参年熟成 H28BY」の裏ラベル

「不老泉 山廃仕込 特別純米原酒 参年熟成 H28BY」の基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルや醸造元ホームページの商品説明を参照)、醸造元:上原酒造株式会社/醸造元所在地:滋賀県高島市新旭町/原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)/原料米:滋賀県産山田錦6%(酒母)・滋賀県産たかね錦94%(もろみ)/精米歩合:60%/使用酵母:蔵付酵母/アルコール分:17度/日本酒度:+2/酸度:2.0/アミノ酸度:1.7/酒造年度:28BY/杜氏:横坂安男/製造年月:2年5月。

この不老泉の赤ラベルは、「滋賀の地酒、不老泉 山廃仕込 特別純米原酒 参年熟成 H28BYの熱燗で牛肉とマンゴーの炒めもの(中華)をいただく」のときに抜栓してから常温保存でひと月半ほど。

さわらの西京焼き

この日の料理はまず、さわらの西京焼き。「島根の地酒、扶桑鶴 特別純米酒 H29BYの熱燗で自家製キムチやっこ、あらとさんまの刺身、あらのイタリアンソテー、あらのあら汁をいただく」のときに仕込んだもので、味噌床に3日間漬けてあった。

このさわらは、抜栓したばかりの宗玄の山田錦で。さっそく燗しようとしたが、裏ラベルのおすすめの飲み方が「冷やして◎、常温◎、お燗○」となっていたので(ちなみに八反錦の場合は「冷やして◎、常温○、お燗◎」となっている)、常温で試してみた。確かにこれはいける。『世界一旨い日本酒 熟成と燗で飲る本物の酒 (知恵の森文庫)』の「飲んだあとの余韻がとても長く続く」という表現がちょっとわかった気がした。

スペアリブの味噌ヨーグルト漬けとノルマーレ

そして、スペアリブの味噌ヨーグルト漬け。真藤舞衣子『免疫力が上がる、おいしくなる からだが整う発酵おつまみ (立東舎 料理の本棚)』に「スペアリブのみそヨーグルト漬け」として紹介されている料理にならったもの。材料は、豚スペアリブ、味噌、ヨーグルト、オリーブオイル。

写真の奥に見えるのは、自家製レーズン酵母を使って焼いたパン(「自家製レーズン酵母でつくった中種を継ぎ足し、ピザ、クッペ、カンパーニュ、ノルマーレなどいろいろなパンを試してみる」)。

不老泉の赤ラベルの熱燗で、スペアリブの味噌ヨーグルト漬けをいただく

スペアリブは不老泉の赤ラベルの熱燗で。味噌やヨーグルトに漬け込んだ肉と熟成した不老泉はよく合うと思う。

《参照/引用文献》
● 『世界一旨い日本酒 熟成と燗で飲る本物の酒 (知恵の森文庫)』古川修(光文社、2014年)





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