兵庫の地酒、竹泉 純米吟醸 幸の鳥 2013BYの熱燗で麻婆豆腐や豚ばら肉の煮込み 八角風味をいただく+自家製バナナ酵母を使い中種法でカンパーニュを焼く

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「竹泉 純米吟醸 幸の鳥(コウノトリ) 2013BY」は、菅田町のちょっと行きにくいところにある酒の旭屋で購入。

菅田町にある酒の旭屋で購入した「竹泉 純米吟醸 幸の鳥 2013BY」のラベル「竹泉 純米吟醸 幸の鳥 2013BY」のラベルのデータ部分

基本的な情報をまとめておくと(ラベルなど参照)、醸造元:田治米合名会社/醸造元所在地:兵庫県朝来市山東町矢名瀬町/原材料名:米(日本産)、米麹(日本産米)/原料米:「コウノトリ育む農法」特別栽培米 五百万石(栽培期間中、化学合成農薬・化学肥料不使用)/精米歩合:60%/アルコール分:15度/製造年月:21.2/保存方法:暗所に常温で保存。

醸造元のコメント(ラベルより):「人も鳥も コウノトリが空を舞い、川には魚が、そして田んぼにはドジョウやカエルがいる、畑にはトンボやチョウがいる。それがあたりまえの風景としてあるふるさとを」

酒の旭屋商品説明:「熟したこうばしい香り、酸と旨みが調和した食中酒。熱めのお燗ではシャープでキレよく旨み広がる味わいに。冷~熱燗まで、飲み比べてお楽しみください!」

この竹泉は、「兵庫の地酒、竹泉 純米吟醸 幸の鳥 2013BYの熱燗で豚ばら肉と自家製ザワークラウトのトマト煮込み、バジルミックスを練り込んだワイルドストロベリー(葉)酵母のカンパーニュをいただく」のときに抜栓してから常温保存で24日というところ。

料理に行く前に発酵にまつわるこの日の作業のことを。

種継ぎしたバナナ酵母エキスを使い、中種法で焼いたカンパーニュ

バナナ酵母エキスの種継ぎをしていたことは、最近のどれかの記事のおまけの「発酵にまつわる日々の作業」で触れていたと思うが、そのエキスも使い、冷蔵庫に保存してあったバナナ酵母の中種を育てて焼いたカンパーニュ。

ではこの日の料理へ。

久しぶりの麻婆豆腐

中華が食べたくなり、まず麻婆豆腐。

豚ばら肉の煮込み 八角風味

そして豚ばら肉の煮込み 八角風味。『別冊家庭画報 やさしい中国料理』(1985年刊のかなり古い本)に「豚バラ肉の煮込み」として紹介されている料理にならったもの。材料は、豚ばら肉(かたまり)、ブロッコリー、チキンブイヨン、八角、砂糖、酒、しょうゆ、塩、こしょう、サラダ油など。

竹泉 幸の鳥 2013BYの熱燗で麻婆豆腐や豚ばら肉の煮込み 八角風味をいただく

竹泉の熱燗で。前の記事で、温度を上げると旨辛と書いたと思うが、けっこう辛い料理でも濃い味つけの料理でもしっかり旨辛。

芹が谷にある秋元商店で購入した「旭若松 純米無濾過生原酒 雄町 2号 R1BY」のラベル旭若松の熱燗で麻婆豆腐や豚ばら肉の煮込み 八角風味をいただく

その翌日、残っていた同じ料理を、竹泉とは対照的ともいえそうな旭若松(「徳島の地酒、旭若松 純米無濾過生原酒 雄町 2号の熱燗で鶏肉と野菜の黒酢あんかけや筑前煮をいただく」)の熱燗で。だいぶ色がついてきたと思ったら、抜栓から常温保存で1年が過ぎたところだった。

こちらは、杉田衛保『究極の日本酒 マリアージュで楽しむ純米無濾過生原酒16本』に「中華にも合います。辛い料理や甘酸っぱい料理が得意です。麻婆茄子、麻婆豆腐、酢豚、黒酢を使ったあんかけなど、辛さを抑え、酸っぱさをまろやかにして、味のバランスをよくしてくれる。調味料の働きをしてくれます」とあるように、その甘みとコクで、同じ料理が前日とは違った味わいになる。

《参照/引用文献》
● 『究極の日本酒 マリアージュで楽しむ純米無濾過生原酒16本』杉田衛保(花伝社、2016年)





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