旬の柚子をじっくり塩につけて自家製塩ゆずをつくり、調味料として鶏の水炊きや豚肉と白菜の炒めもの、たかのは鯛のカルパッチョなどに使ってみる

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以前の記事「紅しぐれ大根を自家製ザワークラウトと同じような方法で発酵させ、そのまま食べたり、ヨーグルトソースの材料として使ってみる」で書いた紅しぐれ大根とともにスーパーで購入したのが旬の柚子。

近所のスーパーで購入した静岡産川根ゆず

近所のスーパーで購入した静岡県産川根ゆず。

これを保存がきく調味料にできないかと思い、ネットで調べて出てきたのが「塩ゆず」。筆者が調べた限りでも、単にゆずと塩を混ぜただけのものから、水分が出てくるまで置いておいたもの、そしてじっくり漬けたものまで、いろいろあったが、そのなかから時間をかけてつくる「【塩ゆず】の作り方は塩レモンと同じ!ユズノンが香る芳しい万能調味料|suzukin blog」を参考にすることにした。

ゆずと塩だけをつかって塩ゆずを仕込む

用意するものは、ゆずと塩、煮沸消毒した保存容器だけで、塩分量が高いことを除けば作業は自家製ザワークラウトとあまり変わらない(「『サンダー・キャッツの発酵教室』に触発されて、キャベツと塩だけでできる自家製ザワークラウトづくりにはまり、常備するようになった」)。

隙間ができないように、煮沸消毒したひと回り小さいジャムの瓶に水を入れて重しにした。ザワークラウトと同じようにゆずから水分が出てきて、翌日にはゆずのずっと上まできていた。それから数日は瓶を揺すったりしていたが、その後は常温でほぼ放置してあった。

仕込んでから1か月以上たって味見をしてみる

仕込んでから1か月以上たって味見をしてみたら、とてもよい香りでまろやかな味になっていたので、さっそく料理に使ってみることに。

塩ゆずを鶏の水炊きの薬味としていただく

まず鶏の水炊きの薬味として。豆腐などにちょっとのせていただくとたまらない。

塩ゆずを隠し味にした豚肉とオレンジ白菜の炒めもの

塩ゆずを隠し味に使った豚肉とオレンジ白菜の炒めもの。もともと、刻んだゆずの皮を最後にのせたりする料理だが、刻んだ塩ゆずをほかの材料と炒めてもおいしくなる。

横浜橋商店街の黒潮で購入したたかのは鯛

さらに、たかのは鯛をさばいているときにも、塩ゆずを使えないかと思った。この魚には臭みがある場合があり、敬遠されるようだが、塩ゆずでそれを消したらと。

たかのは鯛の塩ゆずカルパッチョ

このときのたかのは鯛は、内臓は磯臭かったが、身のほうには臭いがなかったので、臭いを消す実験にはならなかったが、塩ゆずカルパッチョもかなりいけると思う。





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