奈良の地酒、花巴 山廃純米四段仕込み うすにごり 無濾過生原酒と京都の地酒、玉川 自然仕込 山廃純米 北錦 無濾過生原酒の燗でたことじゃがいもの温かいサラダや和牛ももステーキをいただく

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(※メモの状態のまま埋もれていた下書きをまとめた記事なので、季節感などがかなりずれている場合があります。なかには最低限の備忘録に過ぎない記事もありますが、振り返ってみると、1年半ほどの間にワインから日本酒に魅了されていく過程が見えてきて個人的に後々参考になりそうだったので、整理することにしました)

「花巴 山廃純米四段仕込み うすにごり 無濾過生原酒 30BY」は、芹が谷にある秋元商店で、「玉川 自然仕込 山廃純米 北錦 無濾過生原酒 47号 H29BY」は、弘明寺商店街のほまれや酒舗で購入。

芹が谷の秋元商店で購入した「花巴 山廃純米四段仕込 うすにごり 無濾過生原酒 30BY」のラベル

「花巴 山廃純米四段仕込み うすにごり 無濾過生原酒 30BY」の基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルなど参照)、醸造元:美吉野醸造株式会社/醸造元所在地:奈良県吉野郡吉野町/原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)/原料米:ひとごこち、吟のさと/精米歩合:70%/アルコール分:17度/酵母:無添加/製造年月:18.12。

醸造元のコメント(裏ラベルより):「じっくり寒仕込みで醸す「山廃」の酒は、米の旨味・甘味・苦味・渋味を最大限に引き出す酒造りだと考えます。フレッシュな酸から、熟果の様なまろやかな酸まで幅広い酸質を生み出します。搾ったままの無濾過生原酒は、爽やかな果実味を持つパワーあふれる複雑味を味わえます」

この花巴は開栓したときのことを記事にしていないが、「鳥取の地酒、日置桜 鍛造生酛 強力と奈良の地酒、花巴 山廃純米四段仕込み うすにごり 無濾過生原酒の熱燗でさばと菜の花のアラビアータやさばの味噌煮をいただく」で取り上げているので、特徴などはそちらを参照していただければと思う。開栓してから常温保存で2か月と2週間ほど。ちょっと甘口の白ワインを思わせるお味。また、醸造元の美吉野酒造については、「奈良の地酒、花巴 山廃本醸造 無濾過生原酒で麻婆豆腐や鶏のカレー揚げをいただく――あるいは日本酒の熟成と燗への第二段階」で触れているので、そちらを参照していただければと思う。

弘明寺商店街のほまれや酒舗で購入した「玉川 自然仕込 山廃純米 北錦 無濾過生原酒 H29BY」のラベル

「玉川 自然仕込 山廃純米 北錦 無濾過生原酒 47号 H29BY」の基本的な情報をまとめておくと(醸造元である木下酒造の商品説明や裏ラベルを参照)、醸造元:木下酒造有限会社/醸造元所在地:京都府京丹後市久美浜町/原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)/原料米:北錦(兵庫県産)100%/精米歩合:66%/仕込水:城山の湧き水を使用/アルコール分:20度以上21度未満/製造年月:18.03/日本酒度:――/酸度:――/おすすめの飲み方:ロック◎、冷やして◎、室温◎、ぬる燗○、上燗◎。

醸造元のコメント(裏ラベルより):「蔵に住み着いている微生物のみで行った「自然仕込」の純米原酒です。自然の恵みである豊かな酸と旨みをお楽しみください」

この玉川は、「京都の地酒、玉川 自然仕込 山廃純米 北錦 無濾過生原酒の熱燗でビーフ・グーラッシュをいただく」のときに開栓してから常温保存で約1か月というところ。

たことじゃがいもの温かいサラダ

この日の料理はまず、たことじゃがいもの温かいサラダ。最近お気に入りのレシピ集『「アクアパッツァ」日髙良実シェフが教えるイタリア魚介料理レシピ』に、「真だことじゃがいもの温かいサラダ」として紹介されている料理にならったもの。材料は、たこ(ゆでたもの)、じゃがいも、にんにく、パセリ、レモン汁、塩、オリーブオイルなど。花巴の熱燗から温度による味の変化を楽しみながら。

大分産和牛ももステーキ 赤ワインソース

そして、大分産和牛ももステーキ 赤ワインソース。田崎真也『安くて旨い! ワイン&簡単おつまみ (PHPビジュアル実用BOOKS)』に「マグロのペッパーステーキ」として紹介されている料理のソースを参考に。材料は、和牛ももステーキ肉、パプリカ、スナップえんどう、紅くるり大根、サラダ油、バター、赤ワイン、フォンドヴォー(フレーク)、しょうゆ、塩、こしょうなど。玉川の熱燗から温度による味の変化を楽しみながら。