「長珍 山廃純米70-7 無濾過生 R5BY」は、芹が谷にある秋元商店で購入。

基本的な情報をまとめておくと(ラベルなど参照)、醸造元:長珍酒造株式会社/醸造元所在地:愛知県津島市本町/原材料名:米・米麹/原料米:麹米・掛米 兵庫県産山田錦全量使用/精米歩合:70%/使用酵母:協会7号/酒度:+13.0/酸度:2.4/アルコール分:19度/醪日数:21日/製造年月:2024.09/仕込第14号。
醸造元のコメント(ラベルより):「このお酒は搾ってからオリを沈殿させ、上澄みを一本ずつ丁寧にタンクから直汲みをした無濾過本生酒です。搾りあがったそのままの味をお伝えするため濾過・割水・火入などまったく手を加えないで蔵出しをしておりますので、早めにお召し上がり下さい」
この長珍は、抜栓してから常温保存で5か月弱というところ。その前に飲んでいた同じ山廃純米70-7は、復活のR3BYで、それと比べるとアルコール分が18度から19度にあがっている。
長珍酒造の所在地は、愛知県津島市本町。海に近いだけでなく、蔵のある地域は昔は海だったという。

長珍 山廃純米 70-7 R5BYの上燗で。酒を錫半のちろりに注ぎ、湯煎で45℃に温めたら、お気に入りのごつい陶器の徳利に少し高い位置から注いで湯に戻してしばらく。この長珍も、前々日に飲んだ奥播磨 強めのようにアルコール分高めならではのうまみがあるといえばいいか、とにかく、R3BYよりも凝縮感、濃さがあり、温度を上げると素晴らしく軽やかになる。