京都の地酒、玉川 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 2017BYの燗で春菊とじゃこのナムルや大和芋の豆腐ステーキ、鶏もも肉の照り焼きをいただく

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「玉川 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 32号 2017BY」は、弘明寺商店街のほまれや酒舗で購入。

弘明寺商店街のほまれや酒舗で購入した「玉川 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 32号 2017BY」のラベル「玉川 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 32号 2017BY」の裏ラベル

基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルなど参照)、醸造元:木下酒造有限会社/醸造元所在地:京都府京丹後市久美浜町/原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)/原料米:岡山県産雄町100%/精米歩合:60%/アルコール分:18度以上19度未満/製造年月:18.07/日本酒度:――/酸度:――。

醸造元のコメント(裏ラベルより):「旨味のバランスがよく、コクもたっぷり感じることができます。上質でボリュームのある旨味を堪能できます」

以前にも書いていることだが、だいぶ時間がたっていると思うので、また触れておく。玉川を醸す木下酒造の杜氏はイギリス出身のフィリップ・ハーパー。彼は、ドキュメンタリー映画『カンパイ! 世界が恋する日本酒』に出演している。その一場面で彼は、燗することで温度による味の変化を楽しめる日本酒と他の酒を比較して、このように語っている。「ワインとかビールとかウイスキーも飲むのは好きなんですけど、やっぱりこの温度で遊ぶことを覚えると、ワイン飲んでいるうちになんかやっぱりイライラしてきますね」

確かに、温度で遊ぶ楽しみは格別。あと、造りがしっかりした酒であれば、抜栓後も時間で遊ぶ楽しみもある。これは日本酒の強み。

記事にしてなかったようだが、この玉川は昨年(2019)秋に抜栓してから常温保存で6か月と10日ほど。色はまだそれほどついていないが、ちょっと紹興酒を思わせるような熟の香りも漂う。

春菊とじゃこのナムル

この日の料理はまず、春菊とじゃこのナムル。「春菊のナムル レシピ|クラシル」を参考にして、冷蔵庫にあったじゃこを足したもの。材料は、春菊、塩、ごま油、鶏ガラスープの素、白いりごま。

大和芋の豆腐ステーキ

大和芋の豆腐ステーキ。『石原結實の体を温めて病気を治すレシピ117 (PHPビジュアル実用BOOKS)』に、「大和芋の豆腐ステーキ」として紹介されていた料理にならったもの。材料は、木綿豆腐、大和芋、万能ねぎ、しょうゆ、青海苔、七味唐辛子、かつお節、サラダ油(健康にこだわったレシピなので、しょうゆは天然醸造、青海苔は四万十川産、油は紅花オイルなどが使用されているが、そこまではやっていない)。

鶏もも肉の照り焼き

鶏もも肉の照り焼き。『別冊家庭画報 やさしい中国料理』(1985年刊のかなり古い本)に「とりもも肉の照り焼き」として紹介されていた料理にならったもの。材料は、鶏骨つきもも肉、しょうが、ねぎ、しょうゆ、酒、砂糖、サラダ油、レモンなど。

玉川を熱燗の手前まで温めて、温度で遊びながらいただいた。熟による香りが、中華の味つけなどにもよく合う。




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