自家製キムチを常備するようになったことは、「プロバイオティクスも意識しつつ、ザワークラウトにつづいて自家製キムチをつくり、常備するようになった」で書いた。
その材料は、白菜、玉ねぎ、にんじん、青ねぎ、おろしにんにく、唐辛子粉、イワシエキス、砂糖、アミの塩辛などだが、そのなかで使い道にちょっと悩むのがアミの塩辛だ。
写真では、右下の小皿に入っているのがアミの塩辛。白菜半玉を仕込むのに必要なアミの塩辛はこの程度なので、キムチの材料にするだけではどうしても余る。そのまま食べてみたら、とんでもなく塩辛い。
そこで思いついたのが、ザワークラウト。サンダー・エリックス・キャッツの『サンダー・キャッツの発酵教室』には、ザワークラウトについて、「昆布や海藻類の粉末を加えることで、塩を使わないザワークラウトもつくれる」とも書かれていた。この塩を使わない方法というのは結局よくわからなかったが、それをヒントにネットで検索していたら、海外のサイトに、キャベツと海藻と塩でつくるザワークラウトの記事をいくつか見つけた。
発酵が速く進んでいるようなので翌々日に味見。キャベツと塩のザワークラウトとは一味違う酸味が出ていて、これもおいしい。ただ、キャベツと塩でつくるザワークラウト(「『サンダー・キャッツの発酵教室』に触発されて、キャベツと塩だけでできる自家製ザワークラウトづくりにはまり、常備するようになった」)のように塩分を計測することができず、勘でアミの塩辛の量を決めたので、思ったより少し塩辛かったのが残念。
《参照/引用文献》
● 『サンダー・キャッツの発酵教室』サンダー・エリックス・キャッツ 和田侑子/谷奈緒子(ferment books、2018年)
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