イタリア(カンパーニャ)ワイン、フィアグレ 2014 アントニオ・カッジャーノでいとよりのアクアパッツァをいただく

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(※メモの状態のまま埋もれていた下書きをまとめた記事なので、季節感などがかなりずれている場合があります。なかには最低限の備忘録に過ぎない記事もありますが、振り返ってみると、1年半ほどの間にワインから日本酒に魅了されていく過程が見えてきて個人的に後々参考になりそうだったので、整理することにしました)

「フィアグレ 2014 アントニオ・カッジャーノ」は、関内駅の近く、馬車道と関内大通りの間、関内ホールのそばにあるイタリアワイン・食材専門店イル・カーリチェで購入。“春のスーパーセール”で20%OFFのワゴンから選んだ白ワイン。

関内のイル・カーリチェで購入した「フィアグレ 2014 アントニオ・カッジャーノ」のラベル「フィアグレ 2014 アントニオ・カッジャーノ」の裏ラベル

基本的な情報をまとめておくと(イル・カーリチェの商品説明Antonio Caggianoの商品説明を参照)、生産地:イタリア、カンパーニャ/生産者:アントニオ・カッジャーノ(Antonio Caggiano)/品種:フィアーノ70%、グレコ30%/発酵:温度管理されたステンレスタンクで発酵/熟成:瓶内で3ヶ月/アルコール分:13.5%。

コメント:「麦わら色の反射をもつ黄色。白い花とコンポートされた果実の香りとミネラルのニュアンスが、とてもよいバランス。口中で広く膨らみ、甘いスパイス、ローストした繊細な香りのついたタバコの心地よいアロマが長く続きます」

カンティーナ、アントニオ・カッジャーノは、1990年にアントニオ・カッジャーノによって創設された。この人物のキャリアは、異色で興味深い。彼は、才能あるプロのフォトグラファーであり、建築家でもある。セラーを造ることを決断した彼は、自分で岩を掘り、洞窟セラーを完成させた。また、ワイン造りについては、アリアニコのエキスパートとして知られるルイジ・モイオがコンサルタントになっている。

▼ レストラン経営者/ワイン評論家がアントニオのカンティーナを訪ねる動画。建物のなかにはアントニオが撮ったたくさんの写真が飾られている。洞窟セラーや醸造設備も見られる(英語)。

▼ 洞窟セラーを紹介する動画。セラーというよりも、ほとんどワイン博物館に近い(映像と音楽のみでナレーションもない)。

▼ アントニオ・カッジャーノのカンティーナは、カンパーニャ州の山間部、タウラージ村にある。所有する畑は26ヘクタールで、アリアニコが23ヘクタール、フィアーノが3ヘクタール。他に、グレコとファランギーナの生産者と契約している。

本日は、商店街の鮮魚店で購入した立派ないとよりをアクアパッツァに。カンパーニャのワインで、カンパーニャ生まれの料理をいただく。

いとよりのアクアパッツァ

材料は、いとより、あさり、ドライトマト、余っていた黄色のプチトマト、黒オリーブ、ケイパー、にんにく、ローズマリー、オリーブオイル、白ワイン(せっかくなのでフィアグレを使用)、水、塩、こしょうなど。庭のローズマリーの新芽が伸びてきたので、それをいとよりの腹に入れた。

ポルチーニのオムレツ

こちらは、ポルチーニ風味のオムレツ。材料は、たまご、乾燥ポルチーニ、牛乳、バター、オリーブオイル、塩、こしょうなど。