(※メモの状態のまま埋もれていた下書きをまとめた記事なので、季節感などがかなりずれている場合があります。なかには最低限の備忘録に過ぎない記事もありますが、振り返ってみると、1年半ほどの間にワインから日本酒に魅了されていく過程が見えてきて個人的に後々参考になりそうだったので、整理することにしました)
「鏡山 特別純米無濾過生原酒 雄町」は、関内にある丸十酒店で購入。
基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルや醸造元である小江戸鏡山酒造の商品説明を参照)、醸造元:小江戸鏡山酒造株式会社/醸造元所在地:埼玉県川越市仲町/原材料名:米・米麹/原料米:全量「雄町」使用/精米歩合:60%/アルコール分:17度/日本酒度:非公開/酸度:非公開。
醸造元のコメント(裏ラベルより):「口一杯に広がる雄町の濃純な旨みと18号酵母の膨れる吟香を感じます。箱麹法で手造りによる麹造りを行ない少量仕込みで醸し上げました。人力だけによる昔ながらの槽搾りにより旨み溢れる豊かな味です」
醸造元のコメント(醸造元サイトの商品説明より):「旨みが凝縮され味わいの奥行きが定評の酒造好適米「備前産雄町」 と華やかな吟醸香が特徴の人気商品である特別純米無濾過生原酒」
▼ 小江戸鏡山酒造は平成19年(2007)創業。
不勉強で、裏ラベルのコメントにある18号酵母がカプロン酸エチルを多く生成する酵母だということを知らなかった。この華やかでフルーティーな香りは、酒だけを飲めば美味しいが、個人的には香りを抑えた酒よりも料理に合わせるのが難しいと思う。
本日の料理は、ウミタナゴのオリーブオイル焼き カラブリア風。吉田勝昭『地中海料理 暮しの設計145号』に「メバルのオリーブ油焼き カラブリア風」として紹介されている料理にならったもの。材料は、ウミタナゴ、マジョラム、ケイパー、ブラックオリーブ、オリーブオイル、バター、刻みパセリ、塩など。ケイパーやオリーブをよく使うのは、カラブリア地方などイタリア南部の料理の特徴であるとのこと。
以前にめばるでつくったものを2度ほど記事にしたことがある(「山形の地酒、米鶴 純米酒 蛍ラベルでほたるいか、たこのマリネ、めばるの煮つけやオリーブオイル焼きカラブリア風をいただく」「島根の地酒、七冠馬 純米生酒しぼりしなで小むつの煮つけとから揚げ、めばるのオリーブオイル焼き カラブリア風をいただく」)。華やかでフルーティーな酒のときは、この料理がつくりたくなる。