山形の地酒、米鶴 純米酒 蛍ラベルでほたるいか、たこのマリネ、めばるの煮つけやオリーブオイル焼きカラブリア風をいただく

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(※メモの状態のまま埋もれていた下書きをまとめた記事なので、季節感などがかなりずれている場合があります。なかには最低限の備忘録に過ぎない記事もありますが、振り返ってみると、1年半ほどの間にワインから日本酒に魅了されていく過程が見えてきて個人的に後々参考になりそうだったので、整理することにしました)

「米鶴 純米酒 蛍ラベル」は、弘明寺商店街のほまれや酒舗で購入。

ほまれや酒舗で購入した「米鶴 純米酒 蛍ラベル」のラベル「米鶴 純米酒 蛍ラベル」の裏ラベル

基本的な情報をまとめておくと(醸造元・米鶴酒造の商品説明や裏ラベルを参照)、醸造元:米鶴酒造株式会社/醸造元所在地:山形県東置賜郡高畠町/原料米:山形県産出羽の里・出羽きらり/精米歩合:65%/酵母:山形酵母/アルコール度:14%/日本酒度:-17/酸度:2.3/召し上がり方:冷して◎、常温○、ぬる燗◎、熱燗○/相性の良い料理:切れのある軽快な味わいから淡い味付けの料理との相性が良く、食中酒として最適です。◆和風:イカの刺身、あさりの酒蒸し、生ガキ、冷奴、焼きなす ◆洋風:シーフードサラダ、鱈のムニエル、エビグラタン、ピザ ◆中華風:イカのオイスターソース炒め、八宝菜、シュウマイ、水餃子(スペックについては、HPの2018.07.06の商品情報から引用しているので、日本酒度や酸度には若干の違いがあるかもしれない)。

醸造元のコメント(裏ラベルより):「米鶴酒造の南側にある酒米田では、7月上旬にホタルが舞い飛びます。ホタルが舞う里の水を仕込みに使用した、爽やかな香り、程よい酸味で切れのある軽快な味わいの純米酒です」

この頃は日本酒に関する知識がないに等しかったので、この酒も蛍のラベルに惹かれてジャケ買いならぬラベル買いをした。いまから振り返ってみると、裏ラベルなどあらためて興味をおぼえる。

“夏にオススメの純米酒”であれば、冷して飲むと思うところだが、裏ラベルではぬる燗も◎で、熱燗にも○がついている。当時こういう部分を見逃さずに、ぬる燗や熱燗で試していればと思う。もちろんいまなら、そういう表示がなくても、ぬる燗や熱燗でいただく。

ホタルイカ

本日の料理はまずホタルイカ。目とクチバシと背骨を取り除き、器に盛っただけ。しばらく前に白ワイン「ミズ・ド・ラ・バロニー・ブラン」でいただいたときには、バルサミコ酢、しょうゆ、砂糖でつくったタレでいただいたが、今回はからし酢みそで。

タコのマリネ

つづいてタコのマリネ。材料は、ゆでたこ、レモン汁、オリーブオイル、白ワインビネガー、塩、パセリ、ディルなど。「魚のハーブ」と呼ばれるディルは我が家で栽培しているものを使った。

メバルの煮つけ

つづいてオーソドックスなメバルの煮つけ。材料は、メバル、長ねぎ、しょうが、しょうゆ、酒、みりん、砂糖。

メバルのオリーブオイル焼き カラブリア風

最後は、めばるのオリーブオイル焼き カラブリア風。吉田勝昭『地中海料理 暮しの設計145号』に「メバルのオリーブ油焼き カラブリア風」として紹介されていた料理にならったもの。

材料は、めばる、マジョラム、ケイパー、ブラックオリーブ、オリーブオイル、バター、刻みパセリ、塩など。ケイパーやオリーブをよく使うのは、カラブリア地方などイタリア南部の料理の特徴であるとのこと。めばるをソテーして、ケイパーとオリーブのソースをかける簡単な料理なので、我が家ではよくつくっている。

メバルの二品は、燗にした純米酒でいただいたらもっとうまかったと思う。