「ひこ孫 純米原酒 2014BY」は、菅田町のちょっと行きにくいところにある酒の旭屋で、「玉川 自然仕込 生酛純米酒 コウノトリラベル 無濾過生原酒 2017BY」は、弘明寺商店街のほまれや酒舗で購入。
「ひこ孫 純米原酒 2014BY」の基本的な情報をまとめておくと(ラベルや醸造元である神亀酒造の商品説明を参照)、醸造元:神亀酒造株式会社/醸造元所在地:埼玉県蓮田市馬込/原材料名:米(国産)、米麹(国産米)/原料米:山田錦/精米歩合:55%/使用酵母:協会9号/アルコール分:18度以上19度未満/製造年月:2020.1。
このひこ孫原酒は、「埼玉の地酒、ひこ孫 純米原酒 2014BYの熱燗で麹納豆の冷奴や豚ロースのサルティンボッカをいただく」のときに抜栓してから常温保存で8か月というところ。
「玉川 自然仕込 生酛純米酒 コウノトリラベル 無濾過生原酒 2017BY」の基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルや醸造元である木下酒造の商品説明など参照)、醸造元:木下酒造有限会社/醸造元所在地:京都府京丹後市久美浜町/原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)/原料米:五百万石100%/精米歩合:77%/アルコール分:21度以上22度未満/製造年月:18.04/日本酒度:――/酸度:――/おすすめの飲み方:ロック○、冷やして◎、常温◎、上燗◎。
醸造元のコメント(裏ラベルより):「コウノトリを育む農法で栽培された無農薬五百万石を酵母無添加の自然仕込で造りました。奥行き深い味の生酛純米酒です」
この玉川は、「京都の地酒、玉川 自然仕込 生酛純米酒 コウノトリラベル 無濾過生原酒 2017BYの飛び切り燗でサラダチキンとアボカド ヨーグルトソースやラムのスペアリブ オリエント風をいただく」のときに抜栓してから4か月と2週間というところ。
この日の料理はまず、作り置きしてあったいわしのオイル漬けのつまみ。ブルーチーズクラッカーにアボカドといわしのオイル漬け、フェンネルのジェノベーゼソースとカルディコーヒーファームのハリッサをのせた。「デパ地下の地場野菜コーナーでフェンネル(フィノッキオ)を買い、ジェノベーゼソースやオムレツ、スープなどをつくり、酵母起こしにもトライする」で先に料理だけ取り上げていた。
久しぶりにつくったビーフ・グーラッシュ。『スパイスの本―豊かな香りでヘルシーライフを (JTBのMOOK 味覚シリーズ 12)』に、「ビーフ・グーラッシュ」として紹介されている料理にならったもの。材料は、牛すね肉、小麦粉、塩、黒コショウ、オリーブオイル、玉ねぎ、にんじん、ズッキーニ、トマト缶、キャラウェイ・シード、パプリカ、サワークリームなど。オーブンで2時間煮込むうちに、キャラウェイやトマトの香りが漂ってくる。前はじゃがいもやパスタなどを添えていたが、今回は自家製ザワークラウト(キャラウェイ&ジュニパーベリー風味)。
「群馬の地酒、誉国光 山廃純米 氷温生原酒の熱燗でフェンネルのオムレツ、サラダチキンと彩野菜のマリネ、フェンネルを入れたトマトスープ、自家製発芽玄米酵母のカンパーニュをいただく」のときに焼いた発芽玄米酵母のカンパーニュ。大きな空洞ができていて、とてもよいできとはいえないが、古くなっても弾力や風味が失われない。焼くとよりおいしい。
2日目もボディがしっかりした玉川 コウノトリラベルの飛び切り燗で。こちらも熱々から下がってきたあたりがおいしい。
酒の色だけを見ると、ひこ孫が2017BYで玉川が2014BYではないかと思いたくなるが、記述の誤りではない。ひこ孫は寝かせておいてもあまり色がつかないのに対して、玉川は他の酒に比べて色がつくのが早いような印象がある。
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