「今度は安売りしていたいちごから酵母を起こし、中種法で小さめのカンパーニュを焼いてみる」のときに起こしたいちご酵母エキスは、濾して冷蔵庫に保存してある。冷蔵庫から出してかき混ぜた直後に撮った写真なので濁っているが、滓が沈むと薄いピンク色の透明な液体になる。
「自家製レーズン酵母エキスを使い切らずに「種継ぎ」し、中種法でクミンシードを練り込んだカンパーニュを焼く」や「自家製りんご酵母エキスも「種継ぎ」をはじめ、中種法でビターチョコやカシューナッツ、ドライクランベリー、3種のレーズンを練り込んだショコラカンパーニュを焼いてみる」で書いたように、レーズン酵母やりんご酵母はエキスの種継ぎをはじめたが、いちご酵母の場合はゆず酵母と同じく難しそうなので、元気なうちにできるだけ使い切ろうと思っている。
「通年の酵母」と「季節の酵母」の振り分けが進んでいるともいえる。
「京都の地酒、玉川 純米吟醸 祝 無濾過生原酒 一号酵母 2018BYの熱燗で鶏のイタリアン風照り焼きやドライクランベリーとカシューナッツ入り自家製いちご酵母のカンパーニュをいただく」のときに使って残り、冷蔵庫の保存していたいちご酵母の中種に、強力粉と水、いちご酵母エキスを継ぎ足し、中種を育てる。レーズン酵母の中種ほどの強い粘りはないが、まだそれなりに勢いはある。いちごのよい香りもする。
干いちじくダイスと3種のレーズンが練り込んである。中種法では酵母の香りがはっきり出るわけではないが、いちご酵母にはドライフルーツが合うような気がする。
昼食にそのカンパーニュを、いつものヨーグルトソース(ヨーグルト、塩麹、発酵紅芯大根、こしょう)のサラダ(サラダチキン、きゅうり、アボカド、ミニトマト、レタス)、トマトスープ、目玉焼き、スライスチーズ、ハムといただいた。自家製酵母にはまったおかげで、市販の食パンなどを買うことがなくなった。
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