鳥取の地酒、諏訪泉 純米古酒60 2002VTの常温と上燗でうるめいわしの刺身とセビーチェ、いなだのかぶと煮とあらの塩焼きをいただく+京丹波六右エ門 黒大豆みそたまり、高麗郷丸大豆醬油、黒糖蜜のこと

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特別蔵出し純米酒「諏訪泉 純米古酒60 2002VT」は、菅田町のちょっと行きにくいところにある酒の旭屋で購入。

菅田町にある酒の旭屋で購入した「諏訪泉 純米古酒60 2002VT」のラベル「諏訪泉 純米古酒60 2002VT」の裏ラベル

基本的な情報をまとめておくと(ラベルなど参照)、醸造元:諏訪酒造株式会社/醸造元所在地:鳥取県八頭郡智頭町/原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)/精米歩合:60%/アルコール分:18度/製造年月:2021.04/平成14醸造年度。

酒の旭屋のコメント(ブログより):「時の流れをとっても感じる琥珀色。複雑でこうばしい香り、程よいボディ、長い余韻。お燗でも常温でも楽しめる素晴らしい純米古酒」

この諏訪泉 純米古酒はこの日に抜栓。

ライフ・ビエラ蒔田店で購入したうるめいわし4尾

この日の食材は、ライフ・ビエラ蒔田店で購入した大きめのうるめいわし。いつもほどいい状態ではなかったが、うるめいわしはおいしいので見ると食べたくなる。1尾69円。すべて手開きにし、1尾は刺身用、残りはすぐにオイル漬けにする。

ライフ・ビエラ蒔田店で購入したいなだ

同じくライフ・ビエラ蒔田店で購入したいなだ。この日は丸魚の種類が極端に少なく、真鯛との二者択一でいなだ。えらとわたは購入時に処理してもらった。一度冷蔵庫にしまうつもりだったが、いつもより大きくて入らず、急いでさばかなければならなかった。

この日はこれまで使ったことのないふたつの醤油を開栓。

兵庫県の末廣醤油の「京丹波六右エ門 黒大豆みそたまり」

兵庫の末廣醬油の「京丹波六右エ門 黒大豆みそたまり」は、松屋銀座にある醤油専門店「職人醤油」で購入。
原材料:しょうゆ(大豆・小麦を含む、国内製造)、みそたまり(米、大豆、食塩)/酒精
商品説明(職人醤油のサイト商品説明より引用):
香り高くまろやかな甘みとコクが特徴
京都亀岡の片山商店の天然醸造黒豆みそたまりを30%以上ブレンドしています。最高級といわれる丹波黒豆に独自の伝統技法でできた極上の米麹をたっぷり加え、さらに一年間じっくりと熟成させたものです。
そのみそたまりと国産丸大豆、小麦でつくられた天然醸造醤油にブレンドすることで、醤油の塩角のとれた香り高くまろやかで甘みのある醤油になっています。
旬の鯵鯖鰤の刺身に
肉の脂にあう六右エ門 は、魚の脂にも◎。濃厚な脂がおいしい旬の鯵(あじ)、鯖(さば)、鰤(ぶり)など青魚の刺身や寿司にかけると、脂に醤油が溶け込み魚のうま味が口の中に広がります。

埼玉県の弓削多醬油の「高麗郷丸大豆醤油」(460ml)

埼玉の弓削多醤油の「高麗郷丸大豆醤油」(デラミボトル)は、ライフ・ビエラ蒔田店で購入。
基本的な情報をまとめておくと(ラベルなど参照)、名称:こいくちしょうゆ(本醸造)/原材料名:大豆(国産、遺伝子組み換えでない)、小麦(国産)、食塩/内容量:460ml/賞味期限:2025.7.30/保存方法:直射日光を避け、常温で保存してください/製造者:弓削多醤油株式会社 埼玉県坂戸市多和目475。
栄養成分表示(100mlあたり)|熱量:84.4kcal/たんぱく質:8.9g/脂質:0.0g/炭水化物:12.2g/食塩相当量:16.5g。本品は食品添加物無添加です。開封後は密栓し冷蔵庫で保存し、風味が損なわれない様、なるべく早くお召し上がりください。
商品説明(ラベルより):秩父連山に発する高麗川は県内でも有数な水のきれない川です。
また埼玉は醤油の原材料である小麦の主産地です。
この恵まれた自然環境の中で大正十二年より昔ながらの醸造法により、埼玉産丸大豆、埼玉産小麦、天日塩を使用し、じっくり時間をかけて熟成させたこだわりの醤油です。
天然醸造のため色は明るく冴えわたり、しょうゆ本来のうま味が多いことが特長です。

うるめいわしの刺身

うるめいわしの刺身。

黒豆味噌の上澄みと醤油をブレンドした「京丹波六右エ門 黒大豆みそたまり」でうるめいわしの刺身をいただく

刺身につける醤油は、この日に開栓した「京丹波六右エ門 黒大豆みそたまり」。少し濃いめで、ほんのり味噌のコク。

うるめいわしのセビーチェ

うるめいわしのセビーチェ。紫玉ねぎ、ミニトマト、クレソン、タイ産青唐辛子、塩、ライム、オリーブオイルなど。

いなだのかぶと煮

いなだのかぶと煮。このところ、かぶと煮には、吉野杉樽天然醸造醬油か井上古式じょうゆを使ってきたが、この日は新しい醤油で。調味料は、この日に開栓した「高麗郷丸大豆醤油」、三州三河みりん、喜界島さとうきび粗糖、澤屋まつもと厨酒。

この醤油はこれまで使ってきた濃口醤油よりも色が明るいので、煮汁など明るい色に仕上がる。もちろん色が明るくても味が薄いわけではなく、うまみはある。たとえば、二種類の異なるタイプの濃口醬油を併用したいと思ったら、そのひとつにこの醤油は悪くないと思う。

いなだのあらの塩焼き

いなだのあらの塩焼き。下処理したあらに海の精 ほししおふって90分ほどおいてからグリルで焼いた。だいたい火が通ったところで澤屋まつもと厨酒を少し塗って仕上げた。

諏訪泉の純米古酒60 2002VTの常温でうるめいわしの刺身やセビーチェをいただく

この日に抜栓した諏訪泉 純米古酒60 2002VTを、まずは常温で。見事な琥珀色。すぐに飲むと最初はこうばしさ、渋味や苦味が際立つが、わずかの間に酸が前面に出てきて、味が大きく変化する。しばらく眺めたりしていたらこの急な変化には気づかなかったかもしれない。刺身に合わせても、味噌のコクがある醤油がいいアクセントになる。

諏訪泉の純米古酒60 2002VTの熱燗でいなだのかぶと煮やあらの塩焼きをいただく

今度は上燗で。温度が上がると豊かな甘みが出てきてこれまたうまい。

東京交通会館にある沖縄のアンテナショップ「銀座わしたショップ本店」で購入した仲宗根黒糖の「黒糖蜜」

醤油ではないが、この日は、前日に東京交通会館にある沖縄のアンテナショップ「銀座わしたショップ本店」で購入した仲宗根黒糖の「黒糖密」も開栓。
原材料:純黒糖。
商品説明(仲宗根黒糖のサイトの商品説明より):一般に販売されている黒糖は白糖の原料として製糖工場で精製された、粗糖と言う原料を加工したり、細かくしたりして店頭に並んでいます。その粗糖は白糖の原料としてさとうきび汁を分離・加工しているため、昔ながらの地釜で造る黒糖とは味もミネラル分もかなり違っています。
そのため当店では、さとうきびを自らの手で圧搾し、地釜でじっくり5時間以上煮詰め、さとうきび本来の味とミネラルを、できるかぎり失わないようにしています。

仲宗根黒糖の黒糖蜜をかけたヨーグルト

仲宗根黒糖のサイトでは、アイスクリームにかけることをすすめているが、黒糖蜜をヨーグルトにかけてもおいしい。