「秋鹿 純米 無濾過生原酒 H29BY」は、芹が谷にある秋元商店で購入。
基本的な情報をまとめておくと(ラベルを参照)、醸造元:秋鹿酒造有限会社/醸造元所在地:大阪府豊能郡能勢町/原材料名:米(国産)・米麹(国産米)/原料米:山田錦100%/精米歩合:70%/酵母:901号酵母/アルコール分:17度/日本酒度:+9/酸度:1.8/アミノ酸度:1.5/製造年月:31.3
秋鹿と醸造元である秋鹿酒造については、「大阪の地酒、秋鹿 純米無濾過生原酒の燗で玉ねぎと豚肉の煮もの(中華)をいただく」で触れているので、そちらを参照していただければと思う。
この日の料理は、豚ロース肉のピッツァソース煮。吉田勝昭『地中海料理 暮しの設計145号』に、「牛ロース肉のピッツァソース煮」として紹介されている料理にならったもので、説明に「豚ロース肉で作っても美味しい料理です」とある。材料は、豚ロース肉、小麦粉、バター、サラダ油、オレガノ(ドライ)、にんにく、刻みパセリ、トマトソース、ブイヨン、塩、こしょうなどが基本で、それを勝手にアレンジ。この日は、「小田原のウォーキングコース「石橋山古戦場・米神漁港コース」を歩き、浜屋で漁港めしをいただき、漁港の駅 TOTOCO小田原やひもの屋半兵衛で買い物をする」のときに、漁港の駅 TOTOCO小田原の農産物直売所で買ってきた「木曽紫かぶ」も入れている。オレガノはわが家で収穫して乾燥させたものを使用。
この日に焼いた自家製さつまいも酵母のカンパーニュ。「料理をして残ったさつまいもから酵母を起こし、中種法でカンパーニュを焼き、市販のバターチキンカレーといただく」のときにつくって冷蔵庫に保存してあったさつまいも酵母の中種に継ぎ足しして、生地をつくって焼いたもの。まだ酵母に勢いがある。
秋鹿の熱燗で。ときどき思い出したようにつくる豚ロースのピッツァソース煮。この前つくったときはひこ孫だった(「埼玉の地酒、ひこ孫 純米清酒とひこ孫 純米原酒 2014BYの熱燗で豚ロースのピッツァソース煮をいただく」)。古川修『世界一旨い日本酒 熟成と燗で飲る本物の酒 (知恵の森文庫)』の「秋鹿は、できればなるべく造りの古い年代のものを探したほうが、美味しい思いができる」という言葉に従い、(火入れも含め)古いものを求めるようになったので、この秋鹿は若くて新しいと思っていたが、1年以上たち熟の旨みが出てきた。
《参照/引用文献》
● 『世界一旨い日本酒 熟成と燗で飲る本物の酒 (知恵の森文庫)』古川修(光文社、2014年)
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