イタリア(プーリア)ワイン、パッソ デル カルディナーレ プリミティーヴォ ディ マンドゥーリア 2020でチーズと彩り野菜のサラダ、市販のローストビーフ、和牛ステーキをいただく

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「パッソ デル カルディナーレ プリミティーヴォ ディ マンドゥーリア 2020」は、菅田町のちょっと行きにくいところにある酒の旭屋で購入。

菅田町の酒の旭屋で購入した「パッソ デル カルディナーレ プリミティーヴォ ディ マンドゥーリア 2020」のラベル「パッソ デル カルディナーレ プリミティーヴォ ディ マンドゥーリア 2020」の裏ラベル

基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルやインポーターの株式会社稲葉の商品説明などを参照)、生産地:イタリア、プーリア/生産者:カンティーネ パオロレオ(Cantine Paololeo)/タイプ:赤/品種:プリミティーヴォ/熟成:アメリカンオーク樽で3か月、ステンレスタンクで6か月/飲み口:フルボディ/ヴィンテージ:2020/アルコール度数:14.0%/インポーター:株式会社稲葉

インポーターのコメント(商品説明より引用):「2020ヴィンテージが「ガンベロ ロッソ 2022」にてトレビッキエーリ(3グラス)を獲得しました!
畑はプーリア南東部のタラントに位置しています。土壌は砂質、樹齢40年、栽植密度は4,000本から4,500本/haです。葡萄樹はプーリアの伝統的な株仕立て(アルベレッロ プリエーゼ)です。収穫は葡萄のフレッシュさとアロマを保つため、気温の低い早朝に手摘みで行います。除梗、破砕し、25度に温度コントロールしたステンレスタンクで8~10日間発酵させます。その後さらに果皮と共に15~18日間醸しを行い、タンニンと豊かなフレイバーを優しく抽出します。アメリカンオーク樽で3ヶ月熟成後、ステンレスタンクで6ヶ月熟成させます。輝きのある濃いルビーレッド、カシスを思わせる黒系のベリーの豊かなアロマに加え、ココナッツやリコリスの要素が混ざります。たっぷりとしたボディでバランスが良く、ベルべットのようにしなやかなタンニン、素晴らしい酸が全体を支えています。余韻にはスパイスを入れたジャムや野生のフルーツのニュアンスが漂います」

記憶にある限りで初めて飲んだプリミティーヴォは「ヴィニコーラ・レスタ」、馬車道のイル・カーリチェで数量限定15%offで売っていた(「イタリア(プーリア)ワイン、ヴィニコーラ・レスタ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアでラフテーと沖縄風味噌炒めをいただく」)。その「ヴィニコーラ・レスタ」の“売り”は、記憶が正しければ「甘くないプリミティーヴォ」だった。つまり、基本的なプリミティーヴォの甘みを知る前に、甘くないプリミティーヴォから入ってしまった。その後、「ヴィノジア プリミティーヴォ オルス 2015」などを飲んだが、やはり自分にはちょっと甘かった。

それでも、甘くないプリミティーヴォは美味しいと思えるので、どこかでプリミティーヴォを見かけると、ひねくれた質問であることは承知しつつも店の人に甘くないか尋ねてしまったりする。酒の旭屋でたまたまこのプリミティーヴォを見かけたときもご主人に尋ね、どうも甘くなさそうなので購入した次第。


パルミジャーノレッジャーノと彩り野菜のサラダ

チーズと彩り野菜のサラダ。パルミジャーノレッジャーノ、マッシュルーム、ラディッシュ、パプリカ、紫玉ねぎ、食用花、サニーレタスなど。

和牛ステーキ ローズマリー風味

和牛ステーキ ローズマリー風味。ハーブは庭の半匍匐性ローズマリーから摘んだもの(「伸び放題になっていた半匍匐性のローズマリーを収穫して、乾燥させ、ハーブソルトにしてフライドポテトやズッキーニのフリットに使ってみる」参照)。

「パッソ デル カルディナーレ プリミティーヴォ ディ マンドゥーリア 2020」でローストビーフや和牛ステーキをいただく

「パッソ デル カルディナーレ プリミティーヴォ ディ マンドゥーリア 2020」。すごく久しぶりのプリミティーヴォ。甘くないといっても、最初に飲んだ「ヴィニコーラ・レスタ」とはまた違う味わい。「ヴィニコーラ・レスタ」は濃さを前面に出さないバランス重視の造りだったが、こちらは濃さについては遠慮していないので、豊かな果実味を存分に味わえる。基本はやはり、抜栓してからも常温で熟成させることができ、燗で温度による味の変化も楽しめる日本酒だが、たまに飲むとワインもいいと思う。





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