大阪の地酒、秋鹿 純米 無濾過生原酒の熱燗でまぐろのアゴ肉の塩焼きと煮つけをいただく

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「秋鹿 純米 無濾過生原酒 H29BY」は、芹が谷にある秋元商店で購入。

芹が谷の秋元商店で購入した「秋鹿 純米 無濾過生原酒」のラベル「秋鹿 純米 無濾過生原酒」のラベル側面

基本的な情報をまとめておくと(ラベルを参照)、醸造元:秋鹿酒造有限会社/醸造元所在地:大阪府豊能郡能勢町/原材料名:米(国産)・米麹(国産米)/原料米:山田錦100%/精米歩合:70%/酵母:901号酵母/アルコール分:17度/日本酒度:+9/酸度:1.8/アミノ酸度:1.5/製造年月:31.3

秋鹿と醸造元である秋鹿酒造については、「大阪の地酒、秋鹿 純米無濾過生原酒の燗で玉ねぎと豚肉の煮もの(中華)をいただく」で触れているので、そちらを参照していただければと思う。

秋鹿は常備しておきたい酒のひとつで、「純米 無濾過生原酒」は、H28BYにつづいてこれが2本目。開栓後、常温保存でだいたい4か月というところ。少し残してあるH28BYは、常温保存で1年半ほどで、わずかに色がついていい味になっている。なのでこのH29BYはできるだけ残しておきたいとも思っている。

三崎まぐろ祭 年末ビッグセールで買ってきたまぐろのアゴ肉

この日の食材は、三崎まぐろ祭 年末ビッグセールで買ってきたまぐろのアゴ肉。5つ入っていて500円だった。

冷凍まぐろは長く保存できるような気がしてしまうが、実はそうではないらしい。このアゴ肉の袋には、賞味期限:2021/1/10という記載があるが、おそらく2020/1/10の間違いだと思われる。ネットでいろいろ調べたら、もともと―60℃で冷凍されているので、家庭用の冷蔵庫の冷凍庫に入れておいても劣化していく。だから1週間から10日のうちには料理するのがよいということらしい。同じ日に別の店で買ったまぐろのホホ身や小頭は、賞味期限:2020/1/08となっていたが、そちらが正しいのだろう。

ということで、年明けは、買い込んできたまぐろのいろいろな部位を順次、料理することになった。解凍方法もネットで調べて、短時間でできてドリップが出にくい温塩水解凍を選択。この日は、練習のつもりで、アゴ肉をふたつ解凍し、塩焼きと煮つけにしてみた。部位の大きさなどによって温塩水につける時間が変わるので、ちょっといい加減になったが、だいたい要領はつかめた。

まぐろのアゴ肉の塩焼き

まぐろのアゴ肉の塩焼き。材料は、まぐろのアゴ肉、塩、こしょう、酒(澤屋まつもと厨酒)、レモンなど。すごく脂がのっていて、弾力があり、濃厚な旨み。

まぐろのアゴ肉の煮つけ

まぐろのアゴ肉の煮つけ。材料は、まぐろのアゴ肉、しょうが、酒(澤屋まつもと厨酒)、水、みりん、しょうゆ、砂糖など。こってりした味つけに。

どちらも秋鹿の熱燗で。なんでもかんでも脂を洗い流せばよいというものではないのだろうが、この食材にはそれが必要。古川修『世界一旨い日本酒 熟成と燗で飲る本物の酒 (知恵の森文庫)』では、秋鹿について「食べ物の脂を洗い流す爽快感」が強調されていた。

三崎港でも、まぐろの他の部位に比べて、アゴ肉はあまり見ない気がするので、目にすることがあったらまた買いたい。




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