滋賀の地酒、道灌 特別純米 生原酒 蔵出し一番酒の燗でほうぼうのアクアパッツァをいただく(酒造年度違いの比較のおまけつき)

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「道灌 特別純米 生原酒 蔵出し一番酒 R1BY」は、川崎幸市場のなかにある酒の宮川で購入。

川崎幸市場のなかにある酒の宮川で購入した「道灌-特別純米-生原酒-蔵出し一番酒」のラベル

基本的な情報をまとめておくと(醸造元である太田酒造の商品説明やラベルを参照)、醸造元:太田酒造株式会社/醸造元所在地:滋賀県草津市草津/原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)/原料米:玉栄/精米歩合:60%/アルコール分:17度/日本酒度:+5/酸度:2.1/製造年月:2020.1/飲み方:オンザロック◎、冷して◎、常温◎。

醸造元のコメント:「滋賀県酒造好適米玉栄を全量使用しました。米の旨みを引きだしたやや辛口純米」

昨年、山本屋商店で購入したH30BYもまだ飲み切らずにとってある。醸造元が推奨する飲み方は、常温、冷酒ないしオンザロックだが、わが家ではもっぱら燗で。

こういう冷やして飲む方向で造られた酒は、わが家の凱陣や長珍の生原酒でやっているように常温で保存したらダメになってしまうのだろうか。これは初心者の素朴な疑問。

「道灌 特別純米 生原酒 蔵出し一番酒」のH30BYとR1BYの比較

そこで、常温で保存しているH30BYとこの日に抜栓したR1BYの味を比較してみることに。左が30BYで右が1BY。30BYは、「滋賀の地酒、道灌 特別純米 生原酒 蔵出し一番酒の常温と燗で生牡蠣ややりいかのフライ タルタルソースをいただく」のときに抜栓してから常温保存で1年と2か月くらい。

酒はダメになっていない。写真では分かりづらいと思うが、30BYのほうがほんのわずかに色がついている。1BYの酸はシャープだが、30BYはいくらかまるくなり、アルコールの刺激もいくぶんおだやかになっている。どちらがよいかは好みの問題だが、このまま変化していくとするなら、熟しているほうが、合わせられる料理の幅が広がると個人的には思う。

ほうぼうのアクアパッツァ

この日の料理は、ほうぼうのアクアパッツァ。一般的な作り方と「最近お気に入りのレシピ集『スゴイ魚料理』を参考にして、いぼだいのフリットや〆さば、ほうぼうのアクアパッツァなどをつくってみる」でやってみた作り方を折衷したようなアクアパッツァ。材料は、ほうぼう、塩、小麦粉、オリーブオイル、ローズマリー、にんにく、白ワイン、水、あさり、じゃがいも、ミニトマト、黒オリーブなど。ローズマリーはわが家で育てているものを使った。

熱燗の手前まで温めて少し冷ました蔵出し一番酒で。わずかにガス感の刺激があって、フレッシュでシャープな酸とともに美味しくいただいた。





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