「ルックアウト・カベルネ・ソーヴィニヨン・シラーズ 2014」は、エノテカオンラインの10本1万円キャンペーンで購入したうちの1本。これまで南アフリカ産のワインを飲んだ記憶はない。
基本的なデータをまとめておくと、生産者:レオパーズ・リープ、生産地:南アフリカ共和国、コースタル地域、スワートランド、品種:カベルネ・ソーヴィニヨン41%、シラーズ40%、サンソー19%、熟成:フレンチオーク樽で9ヶ月、マイクロオキシジェネーション(クリカージュ)、香り:ブルーベリー、黒コショウ、ボディ:ミディアムボディ、甘辛:辛口(2014 Lookout Red | Leopard’s Leap/裏ラベル参照)。
裏ラベルには以下の説明がある。「南アフリカ共和国のワイン産地の中心、西ケープ州のフランシュフックを拠点とするワイナリー、レオパーズ・リープ。レオパードとは、ワイン産地の一部をすみかとする希少な山ヒョウのこと。豊かな自然を表現したいという思いから、このワイナリー名がつけられました。手頃な価格ながら高品質な味わいは高い評価を得ており、世界各国で販売されています」
樽熟成中に酸素を送り込むクリカージュというと、ジョナサン・ノシター監督のドキュメンタリー『モンドヴィーノ』(04)で、ワイン・コンサルタントのミシェル・ロランがクライアントに「酸素を吹き込め」を連呼するのを思い出してしまう。
食事を美味しくいただくことを目指し、手軽に楽しめるデイリーワインを提供しようとするのであれば、技術による標準化というのも有効なのだろう。
本日は、前日に作ったチキン・カチャトーラをパスタにすることにした。カチャトーラの材料や大まかな作り方は前の記事に書いたのでそちらを参照していただきたい。2014 Lookout Red | Leopard’s Leapは、このワインと合わせる料理として、トマトベースのスープ、ピザ、パスタなどを推している。カチャトーラのパスタともよく合い、食が進んだ。