奈良の地酒、睡龍 純米 H26BYの熱燗でハリッサとヨーグルトに漬けた鶏もも肉のソテーや自家製フェンネル酵母でつくったジェノベーゼカンパーニュをいただく

スポンサーリンク

「睡龍 純米 H26BY」は、京急の南太田駅から近い横浜君嶋屋で購入。

京急・南太田駅に近い君嶋屋で購入した「睡龍 純米 H26BY」のラベル「睡龍 純米 H26BY」の裏ラベル

基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルなど参照)、醸造元:株式会社久保本家酒造/醸造元所在地:奈良県宇陀市/原材料名:米(国産)、米麹(国産米)/原料米:五百万石、アキツホ/精米歩合:65%/アルコール分:15度/製造年月:2.2。

醸造元のコメント×2(裏ラベルより):「覚醒を待つ龍という意味を込めた『睡龍』は完全発酵をめざして造るため、どんな食事にも合う、キレのある力強い辛口のお酒です。どうぞ一献、発酵と熟成と蔵人の技の融合をお楽しみください」

「酒蔵で長期間貯蔵した本品は個性豊かな独特の深い味わいがあります。このためお酒自体が黄金色となり、オリ(沈殿物)が生じることがあります。これは自然の営みによるもので品質にはまったく問題ありません。長期熟成酒の他にない風味を存分にご堪能ください。まずは一献」

この睡龍は、「奈良の地酒、睡龍 純米 H26BYの熱燗でやりいかのファルシー トマトソースをいただく」のときに抜栓してから常温保存で10か月と2週間というところ。

ハリッサとヨーグルトに漬けた鶏もも肉のソテーと彩野菜のマリネ

この日の料理は、ハリッサとヨーグルトに漬けた鶏もも肉のソテーと彩野菜(アスパラガス、レディサラダ大根、砂糖さや、ミニトマト)のマリネ。「岐阜の地酒、小左衛門 山廃純米 旨醇 超高湿度麹室造り 生酒の熱燗でハリッサとヨーグルトに漬けた鶏の串焼きや野菜ソテー、クミンシードとカレンズを練り込んだカンパーニュをいただく」で試した漬けダレがよかったので、今度はレッドペッパーなど少しスパイスを足してよりピリ辛にした。

刻んだレッドチェダーを練り込んだフェンネル酵母のジェノベーゼカンパーニュ

前日に焼いた自家製フェンネル酵母のジェノベーゼカンパーニュ。前の記事「デパ地下の地場野菜コーナーで購入したフェンネル(フィノッキオ)から酵母を起こし、2種のチーズを使ったジェノベーゼカンパーニュを焼いてみる」でパンだけ先に取り上げた。フェンネルの自家製ジェノベーゼと刻んだレッドチェダーを生地に練り込み、シュレッドチーズをのせて焼いた。

睡龍の熱燗でハリッサとヨーグルトに漬けた鶏もも肉のソテーやフェンネル酵母のジェノベーゼカンパーニュをいただく

睡龍の熱燗で。奈良の地酒というと、個人的には睡龍と花巴のイメージが強い。睡龍の熟の旨みと花巴の多彩な酸。最初に飲んだ花巴の裏ラベルにあった「紀伊半島は、山深い立地ゆえに様々な醗酵食文化が根付いています。「花巴」は、吉野の醗酵食文化と共にある酒造りを目指す中、自然の淘汰と共存を意識した“酵母無添加”製法にたどりつきました」という記述がとても印象に残っている。筆者の記憶が正しければ、睡龍の久保本家酒造は、花巴の美吉野醸造から20kmくらいの山間部にあり、どちらの酒も発酵食を使った料理にすごく合うように思う。





● amazon.co.jpへ